ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書 13.1 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Sever(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX-
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第8章 バージョンアップ> 8.4 テープサーバのバージョンアップ

8.4.3 テープサーバ兼Storage管理サーバのバージョンアップ

テープサーバ兼Storage管理サーバのバージョンアップ方法について説明します。

  1. リポジトリデータのバックアップ
    バージョンアップ前の環境でリポジトリデータを退避します。

  2. テープ管理情報のバックアップ
    バージョンアップ前の環境でテープ管理情報を退避します。

  3. アンインストール
    リポジトリ動作環境を削除して、アンインストールします。

  4. インストール
    本製品をインストールして、環境設定を行います。

  5. リポジトリデータのリストア
    バックアップしておいたリポジトリデータを復元します。

  6. サーバ情報の変更
    データの整合性を確保するために、サーバ情報の変更処理を行います。

  7. テープ管理情報のリストア
    バックアップしておいたテープ管理情報を復元します。

  8. テープサーバのカスタマイズ
    テープサーバの環境設定を復元します。


バージョンアップ時に構成変更が行われる場合

バージョンアップ時にStorage管理サーバのサーバ名、IPアドレス、またはポート番号の変更が必要な場合、上記手順によるバージョンアップの終了後、対応するOSの『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「運用環境の変更」を参照して変更作業を行ってください。

8.4.3.1 リポジトリデータのバックアップ

Storage管理サーバのリポジトリデータをバックアップします。

実行手順については、該当バージョンの対応するOSの『運用手引書』の「データベースバックアップ」を参照してください。

8.4.3.2 テープ管理情報のバックアップ

テープ管理情報バックアップを実行して、テープ管理情報を指定したディレクトリへバックアップします。

実行手順については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編』の「テープ管理情報のバックアップ」を参照してください。

8.4.3.3 アンインストール

テープサーバおよびStorage管理サーバをアンインストールします。手順を以下に示します。

8.4.3.4 インストール

本バージョンのAdvancedCopy Managerをインストールし、リポジトリ動作環境の設定を行います。手順を以下に示します。

■インストール

■リポジトリ動作環境の設定

8.4.3.5 リポジトリデータのリストア

バックアップしておいたStorage管理サーバのリポジトリデータを復元します。実行手順については、「リポジトリデータのリストア」を参照してください。

8.4.3.6 サーバ情報の変更

データの整合性を確保するために、Web画面またはサーバ情報変更コマンド(stgxfwcmmodsrv)を使用してサーバ情報の変更を行います。

■Web画面を使用する場合

サーバ一覧画面にてStorage管理サーバを選択し、[操作]メニューから[サーバの変更...]を選択して表示される画面で、何も変更せずに[OK]ボタンをクリックします。

Web画面の使用方法については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書』の「サーバの変更方法」を参照してください。

■コマンドを使用する場合

-nオプションにStorage管理サーバ名を指定して、サーバ情報変更コマンド(stgxfwcmmodsrv)を実行します。

コマンドの使用方法については、対応するOSの『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「サーバ情報変更コマンド(stgxfwcmmodsrv)」を参照してください。

8.4.3.7 テープ管理情報のリストア

バックアップしておいたテープサーバのテープ管理情報を復元します。実行手順については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編』の「テープ管理情報のリストア」を参照してください。

8.4.3.8 テープサーバのカスタマイズ

テープサーバの環境設定を復元します。


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