| ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.1 -Linux- |
目次
索引
![]()
|
| 付録A バックアップ/リストアの前後処理 |
AdvancedCopy Managerでのバックアップは、基本的に業務ボリュームがアンマウントされた状態で処理を行う必要があります。
そのため、通常、前処理では、業務ボリューム名からそのボリュームのマウント状態を獲得し、次の処理を行います。
|
業務ボリュームの状態 |
前処理 |
|---|---|
|
マウントされている |
業務ボリュームをアンマウントします。(注) |
|
アンマウントされている |
何も処理しません。 |
(注)ただし、都合によりどうしても業務ボリュームをアンマウントできない場合は、「業務ボリュームをアンマウントしたくない場合」を参照し、前処理のシェルスクリプトをカスタマイズしてください。
後処理は、前処理で行った処理によって何をするのかを判断します。
|
前処理 |
後処理 |
|---|---|
|
業務ボリュームをアンマウントした。 |
業務ボリュームをマウントし直します。 |
|
何も処理しなかった。 |
何も処理しません。 |
データベースとして使用している業務ボリュームのように、最初から業務ボリュームがマウントされていない場合は、前後処理ともに何も処理しません。
この他にも、特殊な前後処理が必要な場合は、シェルスクリプトに処理を追加する必要があります。
スクリプトをカスタマイズする場合、エラーコードは以下の規約に従ってください。
|
エラーコード |
用途 |
|---|---|
|
0-99 |
使用不可(AdvancedCopy Managerが予約) |
|
100-255 |
使用可能 |

後処理に失敗した場合は、資源情報の整合性が不完全になっている可能性がありますので、資源整合コマンドを実施してください。
A.2.1 バックアップ実行時の前処理
A.2.2 バックアップ実行時の後処理
目次
索引
![]()
|