ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.1 -Solaris-
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第6章 Suspend/Resume機能によるバックアップ運用

6.2 バックアップ運用の設計

Suspend/Resume機能を使用して、同期型高速バックアップ運用を行うには、バックアップ管理の「運用設計」の内容に加え、以下の点に留意してバックアップ運用の設計を行ってください。

■業務ボリューム

業務で使用しているバックアップ元デバイスを業務ボリュームとして登録します。

■バックアップボリューム

業務ボリュームのデータを退避するバックアップ先デバイスをバックアップボリュームとして登録します。

サスペンド指定のバックアップを実行した場合、業務ボリュームとバックアップボリューム間のECセションがサスペンド状態となって保持されます。サスペンド中はバックアップボリュームを他の業務ボリュームのバックアップ先として使用できません。

Suspend/Resume機能を使用してバックアップ運用を行う場合は、各業務ボリュームに対して、保存世代数+1本のバックアップボリュームが必要です。

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