ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.1 -Solaris-
目次 索引 前ページ次ページ

第4章 バックアップ運用(通常業務ボリューム)> 4.2 運用設計

4.2.5 バックアップの自動運用の準備

AdvancedCopy Managerのバックアップ運用は、Systemwalker Operation Manager等を利用して自動化することができます。

■スナップショット型高速バックアップの自動運用

スナップショット型高速バックアップの自動運用は、次の2つの方法で行うことができます。

■同期型高速バックアップの自動運用

同期型高速バックアップは、バックアップを予定している時刻には、業務ボリュームとバックアップボリュームが等価性維持状態になっていなければなりません。

そのため、同期型高速バックアップを自動運用する場合は、以下のようにバックアップ同期処理開始コマンド、バックアップ実行コマンドを分けて起動する必要があります。

◆バックアップ同期処理開始コマンドの起動

バックアップ同期処理の開始コマンドは、バックアップ実施契機に等価性維持状態となっているよう、あらかじめ机上にてバックアップ同期処理に必要な時間を算出し、その時間分以上さかのぼって、時刻指定で起動します。

バックアップ同期処理を開始してから等価性維持状態になるまでにかかる時間は、コピーするボリュームの容量に依存します。

◆バックアップ実行コマンドの起動

次のどちらかの方法でバックアップ実行コマンドが自動的に起動されるようにします。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2000-2007