Interstage Shunsaku Data Manager データベース連携ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 - - UNIX共通 -
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第5章 表形式でデータを格納している場合の運用と保守> 5.2 データベースからのデータ抽出

5.2.1 CSV形式データの抽出

rdbunlコマンドによる連携では、つねにすべてのデータを抽出します。

Symfoware Serverの rdbunl コマンドを使用し、データベースのデータをCSV形式で外部ファイルへ出力します。出力データをテキストにするため、rdbunl コマンドには、tオプションを指定します。

rdbunl コマンドの出力データの形式については、“FUJITSU Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。

SymfowareデータベースからのCSV形式でのデータの抽出は、Symfoware Serverのrdbunlsqlコマンドを利用して行うこともできます。

■出力データの文字コード

rdbunlコマンドの出力データの文字コードの指定(jオプション)は、CRing DCの入力データの文字コードに合わせてください。CRing DCの入力データの標準の文字コードは、ディレクタサーバ(CRing DCの動作するサーバ)のOSの標準のエンコーディングと同じです。

■CSV形式でファイルへ出力する操作例

以下に、CSV形式でファイルへ出力する操作例を示します。

操作例の条件

データベース名

「売上DB」

表のDSI名

「商品マスタDSI」

出力先

/home/rdb2/unldata.txt

ディレクタサーバの動作OS

Windows

出力文字コード

シフトJIS

例1

表全体を出力します。
rdbunl -i 売上DB.商品マスタDSI -t -j SJIS /home/work/unldata.txt

例2

任意の列のデータを出力します。

対象の列名:「商品コード」「単価」

rdbunl -i 売上DB.商品マスタDSI -t -j SJIS -c 商品コード,単価 /home/work/unldata.txt

表全体や任意の列を1つのファイルに出力するほかに、ある条件で絞り込んだデータだけを出力することもできます。
詳細は、“Symfoware Server RDB運用ガイド”および“FUJITSU Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。

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