Interstage BPM Monitoring インストールガイド 9.0
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付録B DB表領域の見積り 〜アクティビティモニタ〜> B.3 イベント格納データベース(SQL Server)

B.3.1 表サイズの見積もり

■業務イベントを格納するテーブルの表サイズの見積もり

業務イベントを格納するテーブルは、イベント定義の数だけ作成されます。各テーブルには、BPM Monitoringがサポートするデータ型の属性を任意の数だけ定義できます。

以下に業務イベントを格納するテーブルで、BPM Monitoringシステム用に定義する列の情報を示します。表サイズの見積もりは、SQL Serverのマニュアルを参照して見積もりを行ってください。

BPM Monitoringが使用する列:

列名

データ型(サイズ)

B_EID

VARCHAR(14)

B_OT

DATETIME

データ件数の見積もりは「B.1 イベント格納データベースでのレコード数の算出(DB共通)」を参照してください。

業務イベントを格納するテーブルの表サイズの見積もり例

以下に見積もり例を示します。

行数 : 100,000 行
平均レコード長 : 1024バイト
ブロックサイズ : 8192 バイト
1ブロック内の空き領域 : 8096 バイト

1ブロック内に格納できる行数 = 8096 ÷ 1024 ≒ 7 (小数以下切捨て)

よって、
見積もり量 = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (100,000 / 7) ×  8192 ≒ 112 メガバイト

■集計イベントを格納するテーブルの表サイズの見積もり

集計イベントを格納するテーブルは、集計イベント定義の数だけ作成されます。各テーブルには、BPM Monitoringがサポートするデータ型の属性を任意の数だけ定義できます。

以下に集計イベントを格納するテーブルで、BPM Monitoringシステム用に定義する列の情報を示します。表サイズの見積もりは、SQL Serverのマニュアルを参照して見積もりを行ってください。

BPM Monitoringが使用する列:

列名

データ型(サイズ)

B_EID

VARCHAR(14)

B_OT

DATETIME

B_ET

DATETIME

B_SID

VARCHAR(14)

B_RID

VARCHAR(14)

データ件数の見積もりは「B.1 イベント格納データベースでのレコード数の算出(DB共通)」を参照してください。

集計イベントを格納するテーブルの表サイズの見積もり例

以下に見積もり例を示します。

行数 : 100,000 行
平均レコード長 : 512バイト
ブロックサイズ : 8192 バイト
1ブロック内の空き領域 : 8096 バイト

1ブロック内に格納できる行数 = 8096 ÷ 512 ≒ 15 (小数以下切捨て)

よって、
見積もり量 = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (100,000 / 15) ×  8192 ≒ 53 メガバイト

■アラートを格納するテーブルの表サイズの見積もり

以下にアラートを格納するテーブルで、BPM Monitoringシステム用に定義する列の情報を示します。表サイズの見積もりは、SQL Serverのマニュアルを参照して見積もりを行ってください。

BPM Monitoringが使用する列:

列名

データ型(サイズ)

AlertName

VARCHAR(128)

AlertId

VARCHAR(14)

RuleId

VARCHAR(14)

Priority

NUMERIC(3)

Severity

NUMERIC(2)

Availability

NUMERIC(1)

OccurrenceTime

DATETIME

CausedBusinessId

VARCHAR(14)

CasuedEventGroupId

VARCHAR(14)

CausedEventId

VARCHAR(14)

CausedBusinessName

VARCHAR(128)

CausedEventName

VARCHAR(128)

RelatedBusinessId

VARCHAR(14)

RelatedEventGroupId

VARCHAR(14)

RelatedEventId

VARCHAR(14)

RelatedBusinessName

VARCHAR(128)

RelatedEventName

VARCHAR(128)

EscResult

NUMERIC(4)

Message_ja

VARCHAR(2000)

Message_en

VARCHAR(2000)

データ件数の見積もりは「B.1 イベント格納データベースでのレコード数の算出(DB共通)」を参照してください。

アラートを格納するテーブルの表サイズの見積もり例

以下に見積もり例を示します。

アラート率 : 1%
評価イベント数 : 100,000 行
アラート行数 : 100,000 ×  0.01 = 1,000
平均レコード長 : 2417バイト
ブロックサイズ : 8192 バイト
1ブロック内の空き領域 : 8096バイト

1ブロック内に格納できる行数 = 8096 ÷ (2417 + 2) ≒ 3 (小数以下切捨て)

よって、
見積もり量 = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (1,000 / 3) ×  8192 ≒ 2672 キロバイト

■エスカレーション結果を格納するテーブルの表サイズの見積もり

以下にエスカレーション結果を格納するテーブルで、BPM Monitoringシステム用に定義する列の情報を示します。表サイズの見積もりは、SQL Serverのマニュアルを参照して見積もりを行ってください。

BPM Monitoringが使用する列:

列名

データ型(サイズ)

Id

VARCHAR(14)

AlertId

VARCHAR(14)

MessageDefId

VARCHAR(20)

ReceiveTime

DATETIME

SystemType

VARCHAR(5)

ReturnId

VARCHAR(256)

Result

NUMERIC(4)

SendContents

IMAGE

ReceiveContents

IMAGE

データ件数の見積もりは「B.1 イベント格納データベースでのレコード数の算出(DB共通)」を参照してください。

アラートを格納するテーブルの表サイズの見積もり例

以下に見積もり例を示します。

アラート率 : 1%
アクション数 : 2
評価イベント数 : 100,000 行
アラート行数 : 100,000 ×  0.01 = 1,000
エスカレーション結果のレコード数 : 1,000 × 2 = 2,000
平均レコード長 : 3119バイト
ブロックサイズ : 8192 バイト
1ブロック内の空き領域 : 8096バイト

1ブロック内に格納できる行数 = 8096 ÷ (3119 + 2) ≒ 2 (小数以下切捨て)

よって、
見積もり量 = (行数 ÷ 1ブロック内に格納できる行数) × ブロックサイズ
= (2,000 / 2) ×  8192 ≒ 8000 キロバイト


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