Symfoware Active DB Guard 運用ガイド
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第4章 異常時の運用> 4.3 RLCファイルの障害

4.3.2 Symfoware Server起動時のRLC障害

Symfoware Server起動時にRLC障害が発生した場合の運用手順について説明します。
Symfoware Server起動時のオンラインでのRLC障害からの操作の流れを以下に示します。

■操作の手順

■両システム共通

  1. RLP閉塞メッセージを確認します。閉塞範囲は、自システムのRLP環境です。Symfoware Server起動時にRLC障害でRLPが閉塞した場合、RLP閉塞と同時にRLPは終了オフラインになります。

    rdb: ERROR: qdg20122e:RLPを閉塞しました RLP名='RLP名'
  2. システムログから、ディスク障害などを通知するメッセージを確認します。

  3. Symfoware Serverの起動を確認します。RLP閉塞状態でも利用者業務の運用は続行可能です。

  4. ディスク障害などを通知するメッセージから、RLC障害の原因を調査します。RLC障害原因が判明したら、ディスク交換などハードウェア製品のリカバリを行います。

  5. RLP環境を再作成します。

前回のSymfoware Server停止時にオンライン状態であったRLPは、起動時にオンラインになります。

RLP環境の再作成の詳細については“RLPの再作成”を参照してください。

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