Symfoware Active DB Guard 運用ガイド

4.2.4 Symfoware Server起動時のRLM障害

Symfoware Server起動時にRLM障害が発生した場合の運用手順について説明します。
Symfoware Server起動時のRLPオンライン状態でのRLM障害からの操作の流れを以下に示します。

■操作の手順

■両システム共通

1. RLP閉塞メッセージを確認します。閉塞範囲は、自システムのRLP環境です。Symfoware Server起動時にRLM障害でRLPが閉塞した場合、RLP閉塞と同時にRLPは終了オフラインになります。

   rdb: ERROR: qdg20122e:RLPを閉塞しました RLP名='RLP名'

2. システムログから、ディスク障害などを通知するメッセージを確認します。

3. Symfoware Serverの起動を確認します。RLP閉塞状態でも利用者業務の運用は続行可能です。

4. ディスク障害などを通知するメッセージから、RLM障害の原因を調査します。RLM障害原因が判明したら、ディスク交換などハードウェア製品のリカバリを行います。

5. RLPを再作成します。

前回のSymfoware Server停止時にオンライン状態であったRLPは、起動時にオンラインになります。

Symfoware Server起動時にRLM障害を検出するとActive DB Guardが自動で終了オフラインを実行します。

• RLPの運用情報表示については“RLPの運用情報表示”を参照してください。

• RLP環境の再作成の詳細については“RLPの再作成”を参照してください。