Symfoware Active DB Guard 運用ガイド
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第1章 バックアップセンタ運用の方法> 1.3 RLCファイルの交替と退避> 1.3.2 RLCファイルの強制交替

1.3.2.1 RLCファイルの強制交替

RLCファイルの強制交替とは、複写元システムでRLCファイルを強制的に切り替えることです。

■複写元システム

利用者業務を停止した後、rdbbcswhコマンドを実行してRLCファイルを強制交替します。

$ rdbbcswh -p RLP名

rdbbcswhコマンドは、使用中のRLCファイルにRERUNログが出力されていない場合、RLCファイルを切り替える必要がないため、条件付き正常終了します。シェルスクリプトなどでrdbbcswhコマンドを自動実行するような場合には終了ステータスを切り分けて以降の振る舞いを決定してください。

空きのRLCファイルがない場合にrdbbcswhコマンドを実行すると、以下のメッセージが出力され、RLCファイルの強制交替を行いません。
rdb: ERROR: qdg20060u:空きのRLCがないためRLCの強制交替はできません

■複写先システム

複写元システムでRLCファイルが強制交替すると、複写元システムのRLCファイルに対応する複写先システムのRLCファイルも交替します。


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