Symfoware Active DB Guard 運用ガイド
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第1章 バックアップセンタ運用の方法> 1.1 バックアップセンタ運用の概要> 1.1.3 複写先システムを活用する運用

1.1.3.2 参照系業務の運用

参照系業務とは、複写先システムのデータベースを参照する利用者業務のことで、複写先システムのデータベースを有効に利用する運用方法です。複写元システム、複写先システムともにバックアップセンタ運用の操作はありません。複写先システムは参照系業務を実行します。

参照系業務の運用の流れを以下の図に示します。

■操作の手順

複写元システムで発生したトランザクションの整合性が必要な参照系業務を実行する場合は、反映処理停止中に実行します。
複写先システム側のデータベースへのRERUNログの反映処理は、複写元システム側でのRLC交替を契機に最新化されます。このため、最新状態で参照系業務を行う場合は、RLCファイルの強制交替、RERUNログの抽出およびRERUNログの反映を実行後に業務を開始します。

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