Symfoware Active DB Guard 解説書
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付録A RERUNログとRLCの動作

A.4 複写元システムのRLCの状態

複写元システムでは、RERUNログを継続して取得するためにRLCファイルを循環して再利用します。これをRLCの循環使用と呼びます。
複写元システムのRLCファイルには以下の状態があります。

RLCを循環使用するには、満杯となったRLCファイルの退避を行う必要があります。退避を行うことで、満杯となったRLCファイルが空きの状態になり、再利用が可能になります。

また、退避したファイルはRLC退避ファイルと呼び、退避運用を行うために必要です。

以下に複写元システムのRLCの循環使用とRLCの状態について示します。

[図:RLCの循環使用]

RLCファイルの空き状態への遷移は、複写元システムと複写先システムで別々の操作が必要です。

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