Symfoware Active DB Guard 解説書
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第2章 機能と運用> 2.2 運用の環境

2.2.2 RLPの環境構成

RLPを作成するには、複写元システムと複写先システムのそれぞれに、運用環境を構築する必要があります。
なお、それぞれのシステムに必要な運用環境を総称してRLP環境と呼びます。
以下に各システムに必要な環境を示します。

[表:運用環境]

システム

必要な環境

説明

複写元システム

RLP環境

BC管理DB

運用情報を管理するデータベースです。(注)

RLP連携環境

RERUNログのRLCへの格納とリモートコピー機能の制御と両システムの連携を行う環境です。

RERUNログ取得環境

データベースからRERUNログを取得する環境です。

RLC退避ファイル環境

RLCファイルをユーザファイルに退避する環境です。

複写先システム

RLP環境

BC管理DB

運用情報を管理するデータベースです。(注)

RLP連携環境

RERUNログの格納とリモートコピー、両システムのシステム連携に利用する環境です。

RERUNログ抽出環境

RLCからRERUNログを抽出する環境です。

RERUNログ反映環境

RERUNログをデータベースに反映する環境です。

注)BC管理DBの詳細については“設計・セットアップガイド”を参照してください。

Active DB Guardの環境の詳細については“設計・セットアップガイド"を参照してください。

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