Symfoware Active DB Guard 解説書
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第1章 概要> 1.5 Active DB Guardの適用モデル> 1.5.2 その他の運用モデル

1.5.2.3 静態データベース作成運用

待機センタでは、参照系業務を応用させて、情報システムセンタの利用者業務と連携した業務を構築することができます。そのひとつが静態データベース作成運用です。静態データベース作成運用とは、利用者の任意のタイミングで待機センタに情報システムセンタのデータベースの静止状態を作成し、その静止状態のデータベースのデータを利用したバッチ業務を行う運用のことです。オンライン業務など24時間無停止で運用する利用者業務を止めることなく、データを活用した業務を行うことが可能になります。

[図:静態データベース作成運用]

静態データベース作成運用では、遠隔地ではなく、例えば同じセンタ内などで運用することもできます。そのような場合は、システム間のネットワークにSANを利用した形態もあります。

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