Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - 13.2
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第4部 導入(応用編)> 第14章 ユーザデータを管理する

14.1 ユーザデータ定義

ユーザデータを管理するには、まず、ユーザデータ定義ファイルが必要です。

14.1.1 定義場所 

ユーザデータ定義ファイルは、テキストファイルです。ファイルの作成と編集は、メモ帳などのテキストエディタを使用してください。ファイルのパスは、以下のとおりです。

<可変ファイル格納ディレクトリ>\control\udataconf.ini


/etc/opt/FJSVssqc/udataconf.ini

14.1.2 定義形式 

ユーザデータ定義ファイルは、以下の形式で記述します。

■形式

[MIDDLEWARE_CONF]

XML=ON | OFF

[SELECT_RECORDID]

UDATA_1=ON | OFF

UDATA_2=ON | OFF

UDATA_3=ON | OFF

UDATA_4=ON | OFF

UDATA_5=ON | OFF

■説明

[MIDDLEWARE_CONF]

ユーザデータを管理するか否かを定義します。

XML=ON | OFF

選択肢の意味は以下のとおりです。

選択肢

意味

ON

ユーザデータを管理します。

OFF

ユーザデータを管理しません。

初期値は、OFFになっています。

[SELECT_RECORDID]

ユーザデータを管理するために使用する、PDB上のレコードIDを選択します。レコードIDは、UDATA_1からUTATA_5まで(各、SUM_UDATA_1からSUM_UDATA_5を含む)の5種類が用意されており、この中から使用するレコードIDを選択します。

UDATA_1=ON | OFF

UDATA_2=ON | OFF

UDATA_3=ON | OFF

UDATA_4=ON | OFF

UDATA_5=ON | OFF

選択肢の意味は以下のとおりです。

選択肢

意味

ON

レコードIDを選択します。

なお、選択すると、対応するSUM_UDATA_1〜5も選択されます。

OFF

レコードIDを選択しません。

初期値は、ONになっています。

使用しないレコードIDはOFFにしてください。

2種類のユーザデータを管理する場合の定義例は、以下のとおりです。

[MIDDLEWARE_CONF]

XML=ON

[SELECT_RECORDID]

UDATA_1=ON

UDATA_2=ON

UDATA_3=OFF

UDATA_4=OFF

UDATA_5=OFF


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