Linkexpress Transactional Replication option説明書
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25.2.7 trjtdisplayコマンド
◆機能説明
JournalTransferシステムの起動パラメタ、通信ノードおよびブリッジノードの状態を表示します。
◆入力形式
trjtdisplay -i idname [{-t {node|brid} | -n name}] |
◆パラメタ
-i idname
JournalTransferシステム識別名を指定します。本パラメタには、SYSTEM_INFORMATIONセクション定義のIDENT_NAMEパラメタ定義の値を指定してください。
本パラメタのみを指定した場合、JournalTransferシステムのシステム情報を表示します。
-t {node|brid}
“node”を指定した場合、通信ノードの状態を表示します。
“brid”を指定した場合、ブリッジノードの状態を表示します。
-n name
通信ノードまたはブリッジノードの詳細を表示します。
通信ノードの詳細を表示する場合は、NODE_INFORMATIONセクション定義のNODE_NAMEパラメタ定義の値を本パラメタに指定してください。
ブリッジノードの詳細を表示する場合は、BRIDGE_INFORMATIONセクション定義のBRIDGE_NAMEパラメタ定義の値を本パラメタに指定してください。
◆注意事項
- 本コマンドは、スーパユーザだけが実行できます。
- 本コマンドは、Administratorsローカルグループのユーザの資格を持つ利用者だけが実行できます。

◆表示形式
以下の表示形式について説明します。
- -i オプションのみの表示形式
- -t nodeの表示形式
- -t bridの表示形式
- -n 通信ノードの表示形式
- -n ブリッジノードの表示形式
-iオプションのみの表示形式
SYSTEM SUMMARY
IDENT_NAME=TRJTSN01 IP-ADDRESS=10.10.10.10 PORT=1500 |
IDENT_NAME :JournalTransferシステム識別名
IP-ADDRESS :自システムのIPアドレス
PORT :自システムの受信ポート番号
-t nodeの表示形式
NODE LIST
NAME STATUS
NODESN01 ACT |
NAME :通信ノード識別名
STATUS:通信ノード状態
ACT :活性化状態
INACT :非活性化状態
ACT/P :活性化状態へ遷移中
INACT/P:非活性化状態へ遷移中
-t bridの表示形式
BRIDGE LIST
NAME TYPE NODE STATUS
BRIDSN01 SEND NODESN01 ACT |
NAME :ブリッジノード識別名
TYPE :ブリッジノードの動作モード
SEND: 送信ブリッジノード
RECV: 受信ブリッジノード
NODE :通信ノード識別名
STATUS:ブリッジノード状態
ACT :活性化状態
INACT :非活性化状態
ACT/P :活性化状態へ遷移中
INACT/P:非活性化状態へ遷移中
-n 通信ノードの表示形式
NODE SUMMARY
LOCAL NAME=NODESN01 IP-ADDRESS=10.10.10.10 PORT=1500
POLL-INTVL=99999 POLL-TMOUT=99999
REMOTE IP-ADDRESS=10.10.11.11 PORT=1500
STATUS=ACT SEND=9,999,999 RECV=9,999,999
BRIDGE LIST
NAME TYPE NODE STATUS
BRIDSN01 SEND NODESN01 ACT |
NAME :自システムの通信ノード識別名
IP-ADDRESS :通信ノードIPアドレス(LOCALの場合)または接続中の相手システム通信ノード
IPアドレス(REMOTEの場合)
PORT :通信接続ポート番号(LOCALの場合)または接続中の相手通信ノード接続ポート
番号(REMOTEの場合)
POLL-INTVL :TCPコネクションのポーリングインターバル時間
POLL-TMOUT :相手システムに対する応答監視時間
STATUS :通信ノードの状態
ACT :活性化状態
INACT :非活性化状態
ACT/P :活性化状態へ遷移中
INACT/P:非活性化状態へ遷移中
SEND :プロトコルデータ送信回数(JournalTransferシステム起動からの累計)
RECV :プロトコルデータ受信回数(JournalTransferシステム起動からの累計)
BRIDGE LIST :ブリッジノードの状態一覧 (詳細は-t bridの表示形式を参照)
-n ブリッジノードの表示形式
BRIDGE SUMMARY
NAME=BRIDSN01 NODE=NODESN01 TYPE=SEND SMODE=WARM
CONN_INTERVAL=99999
MAXSIZE=99999 MAXNUMS=50 RECV-TMOUT=99999 STATUS=ACT
FROM=TRM001:QUE001
TO=ACMG001:LD001
SEND=9,999,999 RECV=9,999,999
READ=9,999,999 WRITE=9,999,999 |
NAME :ブリッジノード識別名
NODE :通信ノード識別名
TYPE :ブリッジノードの動作モード
SEND: 送信ブリッジノード
RECV: 受信ブリッジノード
SMODE :ブリッジノードの起動モード(受信ブリッジノードの場合、常に空白)
COLD: “COLD”モードで起動されたブリッジノード
WARM: “WARM”モードで起動されたブリッジノード
VRFY: “VRFY”モードで起動されたブリッジノード
CONN_INTERVAL : 接続処理のリトライインターバル時間(受信ブリッジノードの場合、常に“0”)
(BRIDGE_INFORMATIONセクション定義のCONN_INTERVALパラメタ定義の値)
MAXSIZE : 最大メッセージ長
MAXNUMS : 内部情報
RECV-TMOUT : 相手システムに送信したデータの応答監視時間
STATUS : ブリッジノードの状態
ACT :活性化状態
INACT :非活性化状態
ACT/P :活性化状態へ遷移中
INACT/P:非活性化状態へ遷移中
FROM :送信用のTRMシステム名とメッセージキュー名、または送信用のACMグループ名とACMの論理あて先
TO :受信用のTRMシステム名とメッセージキュー名、または受信用のACMグループ名とACMの論理あて先
SEND :プロトコルデータ送信回数 (JournalTransferシステム起動からの累計)
RECV :プロトコルデータ受信回数 (JournalTransferシステム起動からの累計)
READ :メッセージ読込み回数 (JournalTransferシステム起動からの累計)
WRITE :メッセージ書込み回数 (JournalTransferシステム起動からの累計)
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