Linkexpress Transactional Replication option説明書 |
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第2部 TRO | > 第8章 DBサービス定義 |
DBサービス定義機能による、DBサービス定義の登録/登録抹消の手順を説明します。DBサービス定義の登録/登録抹消は、DBサービスグループ単位に行います。
DBサービス定義で使用するコマンドの詳細ついては、"第7章 操作コマンド"を参照してください。
DBサービスグループの登録手順は以下のとおりです。なお、DBサービスグループ名は、システムで一意の名前にしてください。
1. DBサービス定義ファイルの作成
DBサービス定義ファイルを作成します。
DBサービス定義ファイルの配置場所は、ユーザディレクトリの配下としてください。製品のインストールディレクトリ配下には配置しないでください。
DBサービス定義ファイルの配置場所やファイル名は、以下の規約に従ってください。
- DBサービス定義ファイルは、"インストールフォルダ\TRO\MANAGER\DB\_GEN"配下に配置してください。
- DBサービス定義ファイルの拡張子は".def"としてください。
- DBサービス定義ファイル名は、半角英数字または半角アンダスコア"_"を使用し、拡張子を除いて8文字以内のファイル名としてください。
以下に、DBサービス定義ファイルの記述例を示します。
INTABLE
NAME = INORDER
DATATYPE = ( local-member , non-attribute add null field )
ITEM = ( ( @TRHEADER , char(8) except null field ) ,
( @DBOP , sint add null field ) ,
( ITEM1 , char(20) ) )
;
EXTRACT
NAME = EXTORDER
INTABLE = INORDER
SELECT = *
;
OUTTABLE
NAME = OUTORDER
DATATYPE = ( database-member , symfoware/rdb )
EXTRACT = EXTORDER
SCHEMA = スキーマ01
ITEM = ( @TRHEADER , @DBOP , 項目名 )
;
STOREGROUP
NAME = STRORDER
MEMBER = ( ( OUTORDER , データ01 ) )
FILE = /TRM001.QUEUE1
DATABASE = データベース01
;
2. DBサービスグループの登録
登録対象のDBサービスグループ名およびDBサービス定義ファイルを指定して、lxrtmgensvコマンドを実行します。
たとえば、DBサービスグループ名を"SVCGRP1"として、DBサービス定義ファイル"sample.def"をDBサービスグループに登録する場合は、以下のとおりです。
lxrtmgensv -s SVCGRP1 -f sample.def
lxrtmgensv -s SVCGRP1 -f sample
3. DBサービスグループの運用開始
登録したDBサービスグループの運用を開始します。逐次差分反映を実施するためには、DBサービスグループの運用を開始する必要があります。DBサービスの運用開始は、DBサービスグループ名を指定して、lxrtmintsvコマンドを実行します。
lxrtmintsv -s SVCGRP1
lxrtmdspsvコマンドにより、登録したDBサービスグループを確認します。
lxrtmdspsv
登録済みのDBサービスグループを抹消する手順は以下のとおりです。
DBサービスグループの登録抹消を行う場合、対象になるDBサービスグループは運用を停止している必要があります。
1. DBサービスグループの運用停止
運用を停止するDBサービスグループ名を指定して、lxrtmtrmsvコマンドを実行します。DBサービスグループ名が"SVCGRP1"である場合の例は、以下のとおりです。
lxrtmtrmsv -s SVCGRP1
2. DBサービスグループの登録抹消
登録を抹消するDBサービスグループ名および-Dオプションを指定して、lxrtmgensvコマンドを実行します。DBサービスグループ名が"SVCGRP1"である場合の例は、以下のとおりです。
lxrtmgensv -s SVCGRP1 -D
lxrtmdspsvコマンドにより、DBサービスグループが登録抹消されていることを確認します。登録抹消されたDBサービスグループ名は表示されません。
lxrtmdspsv
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