Linkexpress Transactional Replication option説明書
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第2部 TRO> 第2章 機能> 2.2 逐次差分反映機能

2.2.6 データベースの対応関係

逐次差分反映機能における、抽出側システムのデータベースと格納側システムのデータベースの対応関係について説明します。

■基本的な逐次差分反映(1対1)

基本的には、抽出側システムのデータベースと格納側システムのデータベースは、1対1の対応関係にあります。

例を"図:データベースの対応関係(1対1)"に示します。

[図:データベースの対応関係(1対1)]

上図に示した各データベースの対応関係を"表:各データベースの対応関係"に示します。

[表:各データベースの対応関係]

逐次差分反映の単位

抽出側データベース:格納側データベース

逐次差分反映1

表A:表a

逐次差分反映2

表B:表b

表C:表c

◆抽出側データベースがSymfoware/RDBの場合の注意事項

抽出側データベースにて別スキーマかつ同一の表名が存在する場合、格納側システムでは同じ種類の更新差分データとして認識します。このため、これらの更新差分データを別々の表へ格納する場合は、逐次差分反映の単位をわけてください。

■その他の逐次差分反映

その他、以下の対応関係をサポートします。

また、抽出側システムのデータベースから抽出した更新差分データを分割して格納側システムのデータベースに格納する、以下の逐次差分反映をサポートします。


下へ2.2.6.1 1対nの逐次差分反映
下へ2.2.6.2 n対1の逐次差分反映
下へ2.2.6.3 更新差分データの分割反映
下へ2.2.6.4 逐次差分反映の例

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