Systemwalker Operation Manager 使用手引書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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4.3.9 プロジェクトにアクセス権を設定する場合
[アクセス権設定]ウィンドウを使って、プロジェクト単位でユーザのアクセス権(更新権/登録権/操作権/参照権)を設定する方法について説明します。

- アクセス権の設定は、システム管理者(Windows版の場合は、Administratorsグループに属するユーザ、UNIX版の場合は、スーパーユーザ)以外は使用できません。UNIX版で拡張ユーザ管理機能が有効な場合は、管理者権限を持つOperation Managerユーザ以外は使用できません。
- アクセス権を設定しなかった場合、システム管理者(Windows版の場合は、Administratorsグループに属するユーザ、UNIX版の場合は、スーパーユーザ)およびプロジェクトの所有者だけアクセスすることが可能です。UNIX版で拡張ユーザ管理機能が有効な場合は、管理者権限を持つOperation Managerユーザだけアクセスすることが可能です。
■操作手順
- [アクセス権設定]ウィンドウの表示
[Systemwalker Operation Manager]ウィンドウの業務選択ウィンドウで、対象プロジェクトをクリックします。次に[セキュリティ]メニューから[アクセス権]を選択します。[アクセス権設定]ウィンドウが表示されます。
- アクセス権の登録
[アクセス権設定]ウィンドウで、プロジェクトにアクセスできるユーザ、およびアクセス権(更新権/登録権/操作権/参照権)を登録します。
[図:[アクセス権設定]ウィンドウ]

- [ドメインまたはコンピュータ/ホスト名]:
- 接続先のサーバにより表示する内容が異なります。
- Windows版の場合は、[名前]に表示するグループおよびユーザ名が登録されているドメインまたはコンピュータを選択します。
- UNIX版の場合は、接続先のサーバのホスト名が表示されます。
- [名前]:
- 接続先のサーバにより表示する内容が異なります。
- Windows版の場合は、[ドメインまたはコンピュータ]で選択したドメインまたはコンピュータに登録されているグループおよびユーザ名が一覧表示されます。一覧の中から、アクセス権を設定するグループまたはユーザを選択します。
- UNIX版の場合は、コンピュータに登録されているグループおよびユーザ名が一覧表示されます。一覧の中から、アクセス権を設定するユーザを選択します。
- [アクセス権]:
- 設定するアクセス権を選択します。
- [更新権]:
登録権、操作権、参照権で与えられているすべての権限が実行できます。
- [登録権]:
プロジェクト配下にジョブネットおよびグループを登録することができます。参照権も含みます。ただし、ジョブネットおよびグループの強制終了、起動などの操作はできません。
- [操作権]:
強制終了、起動などの操作ができます。参照権も含みます。ただし、プロジェクト配下にジョブネットおよびグループを登録することができません。
- [参照権]:
実行状況を監視したり、結果を参照したりすることができます。

- 各アクセス権で利用できるSystemwalker Operation Managerの操作については、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”の“アクセス権別の利用可能項目一覧”を参照してください。
- [追加]:
- [名前]で選択したグループまたはユーザ名にアクセス権を設定します。
- [ユーザ表示]:
- [名前]にユーザ名が表示されます。
- [定義一覧]:
- 設定済みのグループおよびユーザ名と、そのアクセス権が表示されます。
登録権の使用について
登録権を使用する場合、V13.2.0のクライアントで接続してください。
V13.0.0またはV13.1.0のクライアントでV13.2.0のサーバに接続した場合、以下に注意してください。
- 一般ユーザが接続した場合、登録権を持つプロジェクトは表示されません。参照したい場合は、アクセス権を持つユーザで接続してください。
- システム管理者が接続した場合、[アクセス権設定]ウィンドウの[アクセス権]コンボボックスに登録権が表示されません。
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