Systemwalker Operation Manager 使用手引書 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第4章 ジョブをスケジュールする | > 4.2 ジョブのスケジュールを登録する |
ジョブネットに設定するジョブネット情報の登録内容と、ジョブネットにジョブネット情報を設定する方法について説明します。
ジョブネット名称、起動条件(起動条件なし/時刻起動/間隔起動/サーバ起動時に起動/メッセージ事象発生時のみ起動)、およびジョブネット中のジョブを投入するホスト名など、ジョブネットの基本情報を登録します。
メッセージ事象を登録します。メッセージ事象とは、ジョブネットを起動させる条件として待ち合わせる文字列で、jobschmsgeventコマンドを使って発生させることができます。
また、メッセージ事象が発生した場合のジョブネットの起動条件も指定します。
ジョブネットを決まった日に自動起動する場合に、ジョブネットの基本的な起動スケジュール(起動日)を登録します。
なお、起動日の登録は、基本的な起動スケジュールを登録した後、[起動日]ウィンドウを使って、変則的な起動日を登録(微調整)してください。
利用するカレンダの選択、および起動日が休日と重なった場合の取り扱いを設定します。
ジョブネットを運用する期間、および運用しない期間を登録します。
日変わり時刻について
ジョブネットの起動スケジュールを設定した(ジョブネット情報を設定した)後に日変わり時刻を設定した場合、設定済のスケジュール情報が再設定されます。ジョブネットの起動スケジュールを設定する前に、日変わり時刻を設定してください。
メッセージ事象について
メッセージ事象は、ジョブネットの起動条件として[基本情報]シート−[起動条件]オプションで、起動条件として[メッセージ事象発生時のみ起動]を指定した時だけではなく、[起動条件]オプションのうちの[なし]を除いた他の起動条件を指定している時にも登録することができます。その場合、それぞれ(他の起動条件、メッセージ)の条件を満たした時に、その都度ジョブネットは起動されます。
なお、ジョブネットの[起動条件]オプションで、起動条件として[時刻起動]が指定されていて、かつ時刻の指定が1つだけ(一日一回起動)の場合のみ、[メッセージ]シート−[起動時刻の到来を待つ]を指定することができます。この指定を行うと、メッセージ事象が複数回発生しても、ジョブネットは一日に一回しか起動されません。また、[基本情報]シート−[起動条件]オプションで、[メッセージ事象発生時のみ起動]で[一日一回]を指定した場合も、ジョブネットは初回のメッセージ事象発生時のみの一日に一回しか起動されません。
ジョブネットの起動条件として[メッセージ]シート−[起動時刻の到来を待つ]を指定した場合、[ジョブネット実行中も有効]を指定することはできません。
“基本情報”は、[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ−[基本情報]シートによって設定します。
子ジョブネットとして登録する場合は、必ず指定してください。
指定しない場合、ジョブスケジューラのサーバ部を起動するたびに、ジョブネットが起動されます。
指定しない場合、待ち合わせているメッセージ事象の条件がそろうたびに、ジョブネットが起動されます。
日変わり時刻のタイミングで、ジョブネットが待ち合わせているメッセージ事象がクリアされます。
[一日一回]について
本日起動済みのジョブネットに対して、ジョブネットのプロパティ変更や起動日変更、一時変更といった変更処理を行った場合、本日起動済みの状態が取り消されます。この場合、再度メッセージ事象を待ち合わせるため、[一日一回]を指定していても、起動条件が[サーバ起動時に起動]の場合には、サーバが再起動されれば再度ジョブネットは起動されます。また、[メッセージ事象発生時のみ起動]の場合には、メッセージ事象が発生すれば再度ジョブネットは起動されます。
起動条件[なし]について
“メッセージ情報”は、[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ−[メッセージ]シートによって設定します。
ジョブネットが未実行のまま日変わり時刻を迎えた場合に、前日の起動予定日時を持ち越したいときに指定します。
登録されたメッセージ事象がすべて発生することを起動条件とします。
登録されたメッセージ事象のうち、どれか1つが発生することを起動条件とします。
また、[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ−[基本情報]シートで[メッセージ事象発生時のみ起動]を指定した場合は、以下の[メッセージ]シートで“メッセージ情報”を設定します。
“起動日情報”は、[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ−[起動日]シートによって設定しますが、[基準情報]オプションで選択した内容によって、[起動日]シートの表示内容が変わります。
[毎年]を選択した場合は、毎年用の起動日シートが表示されます。
[毎月]を選択した場合は、毎月用の起動日シートが表示されます。
[営業日]を選択した場合は、営業日用の起動日シートが表示されます。
[起動日雛形]を選択した場合は、起動日雛形用の起動日シートが表示されます。
[他ジョブネット]を選択した場合は、他ジョブネット用の起動日シートが表示されます。
[基準情報]、[基準ジョブネット]、[シフト処理]、[シフト日数]、[稼働日]は“[起動日:毎年基準]シート”を参照してください。
[基準情報]、[基準ジョブネット] は“[起動日:毎年基準]シート”を参照してください。
[シフト処理]、[シフト日数]、[稼働日]は選択できません。
営業日を月初め日から数えるときに指定します。指定すると、[選択した営業日]、[選択していない営業日]のリストに、例えば“第5営業日”と表示されます。月初め日が営業日の場合、“第1営業日”は月初め日となります。
[月締め日]:
営業日を月締め日から逆算して数えるときに指定します。指定すると、[選択した営業日]、[選択していない営業日]のリストに、例えば“25営業日前”と表示されます。月締め日が営業日の場合、“1営業日前”は月締め日となります。
営業日の基準となる“カレンダ情報”について
営業日の基準となる“カレンダ情報”は、[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ−[カレンダ]シートで設定します。
[基準情報]、[基準ジョブネット]、[シフト処理]、[シフト日数]、[稼働日]は“[起動日:毎年基準]シート”を参照してください。
[基準情報]、[基準ジョブネット]、[シフト処理]、[シフト日数]、[稼働日]は“[起動日:毎年基準]シート”を参照してください。
“カレンダ情報”は、[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ−[カレンダ]シートによって設定します。
または、[選択したカレンダ]、[選択していないカレンダ]一覧の中のカレンダをダブルクリックすると、逆の一覧へ移動します。
複数のカレンダ情報のANDを取って、休日とします。
複数のカレンダ情報のORを取って、休日とします。
“運用期間情報”は、[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ−[運用期間]シートによって設定します。
有効期間の開始日を指定します。
有効期間の終了日を指定します。
無効期間の開始日を指定します。
無効期間の終了日を指定します。
起動日について
[起動日]シートでの各指定により、ジョブネットの起動日が重複する場合、ジョブネットは1回だけ起動されます。
[起動日]シートで指定した内容は、[起動日]ウィンドウを使って表示できます。正しく設定されているかを確認してください。
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