Systemwalker Operation Manager 導入手引書 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第2章 Systemwalker Operation Managerの動作環境を定義する | > 2.11 Systemwalker Centric Managerと連携する場合の定義 |
Systemwalker Centric Managerと連携して、ジョブネットの実行状態を監視する場合の設定方法について説明します。
ジョブネットの実行状態を監視する場合、Systemwalker Centric Managerで以下のメッセージを監視できるように設定する必要があります。監視イベント種別は“バッチ業務”です。
AP:jobschExit: エラー: 399:ジョブネットが異常終了しました.ジョブネット名称=xxx ジョブネット名=xxx コード=xxx プロジェクト名=xxx サブシステム番号=xxx |
UX:jobschExit: エラー: ジョブネットが異常終了しました.ジョブネット名称=xxx ジョブネット名=xxx コード=xxx プロジェクト名=xxx サブシステム番号=xxx |
イベントを監視する設定の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編” を参照してください。
異常終了したジョブネットの再起動または確認操作を行った場合にも、自動的にSystemwalker Centric Managerに通知し、“対処済”の表示にします。
Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバと共存し、どちらもクラスタ運用している場合、Systemwalker Operation Manager と Systemwalker Centric Managerを、同じクラスタシステムのリソースまたはグループに登録してください。
各クラスタシステムのリソースまたはグループは、以下のとおりです。
Systemwalker Centric Managerの監視画面のイベント一覧から、異常終了したジョブネットの[ジョブネットの監視]ウィンドウを直接表示させます。
Systemwalker Operation Managerのサーバ、クライアント、Systemwalker Centric Manager の運用管理サーバ、運用管理クライアントのすべてのバージョンがV12.0L10/12.0以降の場合に、利用可能です。
Systemwalker Operation Managerサーバがクラスタ運用されている場合には、上記の定義手順に加え、Systemwalker Operation Managerクライアントの“cluster_ip.csv”定義ファイルを作成し、論理IPアドレス、サブシステム番号、物理IPアドレスを定義します。
“cluster_ip.csv”定義ファイルの詳細は、“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
Systemwalker Centric Managerの監視画面から、[ジョブネットの監視]ウィンドウを表示させる手順は以下のとおりです。
Systemwalker Centric Managerの監視画面のイベント一覧から、[ジョブネットの監視]を直接表示させた場合、Systemwalker Operation Managerクライアントはシステム管理者の権限でサーバと接続されます。
Systemwalker Centric Managerの監視画面から起動された[ジョブネットの監視]ウィンドウの“接続ホスト名”には、以下のような場合、ジョブネットの異常終了が発生した時点のサーバのホスト名が表示されます。
Systemwalker Centric Managerの監視画面で以下の定義を変更すると画面連携ができなくなる場合がありますので、定義を変更しないでください。
- [オプション]−[カスタマイズ]メニューから起動される[カスタマイズ]ダイアログボックスの[監視イベント種別一覧ウィンドウ]シートで、監視イベント種別の“バッチ業務”に定義されている連携製品のコマンドライン
設定を変更してしまった場合には、以下の手順により、元の設定に戻すことができます。なお、定義を変更したSystemwalkerの監視画面のログインユーザごとに操作が必要です。
1.Systemwalkerコンソール[監視]で、[オプション]メニューの[カスタマイズ]を選択します。
→[カスタマイズ] ダイアログボックスが表示されます。
2.[監視イベント種別ウィンドウ]シートの[監視イベント種別一覧]で“バッチ業務”を選択し、[更新]ボタンをクリックします。
3.表示された画面の[連携製品のコマンドライン]の定義を削除して、[OK]ボタンをクリックします。
4.表示されたメッセージボックスの[OK]ボタンをクリックします。
5.[カスタマイズ] ダイアログボックスの[OK]ボタンをクリックして終了します。
異常終了と再起動以外の実行状態も、イベントログ/SYSLOGに出力される実行履歴を利用して監視します。
なお、この監視方法では、異常終了したジョブネットを再起動しても自動的に対処済にはなりません。
なお、SYSLOGへの日本語出力をサポートしていない環境は以下のとおりです。
【Windows版】
通常は、Systemwalker Centric Managerではエラーレベルまたは警告レベルのイベントログメッセージだけを監視します。ジョブネットの開始(情報レベル)など、警告レベルまたはエラーレベル以外のイベントログメッセージを監視する場合は、これらのイベントログメッセージを監視するように定義を変更します。これで、イベントログに出力された実行履歴が監視画面に表示されるようになります。
【UNIX版】
通常は、Systemwalker Centric ManagerではERRORレベルまたはWARNINGレベル以上のSYSLOGメッセージだけを監視します。ジョブネットの開始(INFOレベル)など、WARNINGレベルまたはERRORレベル以外のSYSLOGメッセージを監視する場合は、これらのSYSLOGメッセージを監視するように定義を変更します。これで、SYSLOGに出力された実行履歴が監視画面に表示されるようになります。
定義方法については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。
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