Systemwalker Operation Manager 導入手引書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第1章 Systemwalker Operation Managerを導入する> 1.3 Windowsへインストールする

1.3.4 インストール後の注意事項

インストール後の注意事項について説明します。

■MpWalker/DM V2.0のアンインストールについ

MpWalker/DM V2.0とSystemwalker Operation Manager V12.0を共にインストールしているシステムから、MpWalker/DM V2.0をアンインストールする場合は、アンインストール後に以下の作業を実施してください。

  1. Systemwalker MpAosfのサービスを停止します。
  2. Systemwalker Operation Manager V12.0のCD-ROMをCD-ROMドライブにセットし、以下のコマンドを実行します。

    CD-ROMドライブ:\win32\mpinst\uninst\mpaosfsv\f3crhz20.exe

スタートアップアカウントの変更につい

スタートアップアカウントの変更を行う時は、以下のすべての条件を満たすアカウントに変更してください。

  1. ローカルコンピュータのAdministratorsグループに所属していること
  2. 以下のユーザの権利が与えられていること

    “サービスとしてログオン”権限

    “オペレーティングシステムの一部として機能”権限

    “クォータの増加”(Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EEの場合、“プロセスのメモリ クォータの増加”)

    “プロセス レベル トークンの置き換え”権限

  3. 無期限パスワードが設定されていること
  4. 空白を含まない名前/パスワードであること
  5. ローカルシステムアカウントを選択していないこと

上記の条件を満たしていない場合、次の現象が発生します。

本ソフトウェアのサーバ機能を、Windows(R) 2000またはWindows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EEのドメインに所属するコンピュータで使用する場合、“Systemwalker ACL Manager”サービスのスタートアップアカウントには、以下のユーザを設定してください。

スタートアップアカウントの変更方法については、“スタートアップアカウントの変更【Windows版】”を参照してください。

■NetBIOS over TCP/IPについ

本ソフトウェアをWindows(R) 2000、Windows(R) XP、Windows Vista(TM)またはWindows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EEのドメインユーザで使用する場合、NetBIOS over TCP/IPを有効にしておきます。Windows(R) 2000、Windows(R) XP、Windows Vista(TM)のインストール時には、有効になっていますので、設定を変更しないようにしてください。また、Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EEのインストール時には、[既定値]が有効となっています。Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EEの場合は、[既定値]または[NetBIOS over TCP/IPを有効にする]が選択されている必要があります。

変更した場合は、以下の手順でNetBIOS over TCP/IPを有効に設定する必要があります。

  1. 以下の手順でローカルエリア接続のプロパティを開きます。
  2. [インターネットプロトコル(TCP/IP)]を選択した後、[プロパティ]ボタンをクリックし、プロパティウィンドウを開きます。
  3. [詳細設定]ボタンをクリックし、[TCP/IP詳細設定]ウィンドウを開きます。
  4. [WINS]タブで[NetBIOS over TCP/IPを有効にする]オプションボタンを選択します。

■Serverサービスについて

本ソフトウェアをWindows(R) 2000、Windows(R) XP、Windows Vista(TM)またはWindows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EEで使用する場合、Serverサービスを停止しないでください。Windows(R) 2000、Windows(R) XP、Windows Vista(TM)および Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EEのインストール時には、自動起動になっています。

■イベントログについて【Windows版】

Windowsのイベントログが容量不足で書き込みができないと、Systemwalker Operation Managerが正しく動作しない場合があります。以下のWindows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EEの設定例を参考に、イベントログの設定を見直してください。

  1. Windowsのイベントビューアを起動し、[アプリケーションのプロパティ]ウィンドウを開きます。
  2. [ログサイズが最大値に達したときの動作]として以下のどちらかを設定します。
注1)
[イベントを上書きする]を選択した場合、指定した日数以内に容量不足とならないよう、[最大ログサイズ]の値を指定します。

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