Systemwalker Operation Manager Global Enterprise Edition説明書 - Solaris(TM) オペレーティングシステム -
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付録B システムダウン時の対処> B.1 グローバルサーバがシステムダウンした場合

B.1.3 ジョブがグローバルサーバで実行中の場合

依頼中のジョブがグローバルサーバで実行中の時に、グローバルサーバがシステムダウンした場合のシステムの処理およびユーザの対処について説明します。

◆システム側の処理

Systemwalker Operation Manager GEEのジョブの標準出力/エラー出力にエラーメッセージが出力され、ジョブネットは異常終了します。

◆ユーザの対処

グローバルサーバを再起動します。

実行中であったジョブは、再起動時に異常終了扱いとなってしまうため、再度ジョブの実行依頼をします。なお、再起動後に、ジョブが異常終了扱いにならない場合は、以下の手順で対処をしてください。

  1. 実行中のままになっているジョブをOperation Managerクライアントから確認します。

    Systemwalker Operation Managerのジョブスケジューラの該当ジョブネットを選択し、ジョブネットの監視画面等で、実行中のままとなっているジョブのジョブ名(または業務ID)、実行ホストなどを確認します。

    例:
    ホストのジョブ名:“GSJOB001”

    実行ホスト名  :“GSHOST”

  2. Operation Managerサーバ側で実行ジョブの管理ファイルを確認します。

    スーパーユーザ権限で、“/var/opt/FJSVsjblk”配下のファイルの有無と内容を確認します。

  3. Operation Managerサーバ側でpsコマンドを入力し、ジョブの実行コマンドのプロセス状態を確認します。

  4. 手順1〜3の結果でジョブ名とホスト名が一致するかを確認し、一致した場合は、killコマンドで対象ジョブを停止させます。


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