ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド 仮想ストレージ管理編 13.1 - Solaris (TM) オペレーティングシステム /Microsoft(R) Windows(R) -
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付録F 仮想化スイッチのシングル運用

F.3 仮想ストレージ資源の作成

シングル運用時の仮想ストレージ資源を作成する操作方法については、「第5章 操作」で述べている方法と違いがありませんので、ここでは、仮想ストレージ資源を作成する際に留意しなければならない事項を中心に説明します。

F.3.1 仮想ストレージプールの作成 

仮想ストレージプールを作成する際には、仮想ストレージプールに関連付ける仮想化スイッチのグループを選択しなければなりません。シングル運用で利用する仮想ストレージプールを作成する場合は、仮想化スイッチが1台で表示されている仮想化スイッチグループを選択してください。

[仮想ストレージプールと仮想化スイッチグループの指定イメージ]

F.3.2 実ディスクの登録 

シングル運用時は、「5.1.2.3 実ディスクを個々に登録する」の手順に従って実ディスクを登録してください。

仮想ストレージプールに関連付けられた仮想化スイッチが認識している実ディスクは、登録可能な実ディスクとして、「実ディスク登録」ダイアログに表示されます。この時、ストレージ装置の設定状態によっては、実ディスクが接続されているポート情報に複数のポート情報が表示される場合があります。この場合、他の仮想化スイッチからも認識されている実ディスクであることに注意してください。

F.3.3 仮想筐体の作成 

仮想筐体を作成する際には、仮想筐体を制御する仮想化スイッチのグループを選択しなければなりません。シングル運用で利用する仮想筐体を作成する場合は、仮想化スイッチが1台で表示されている仮想化スイッチグループを選択してください。

仮想筐体には、複数の仮想化スイッチグループを選択することができますが、運用方法の混同を避けるために、シングル運用と冗長運用の仮想化スイッチグループを混在させないことを推奨します。


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