Symfoware Parallel Server RDBユーザーズガイド データベース定義編 |
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第3章 データベースの定義変更と削除 |
データベースの削除は一連の操作によって行われます。操作の手順を、図:データベースの削除の手順に示します。
この節で使用する例として、以下のデータベースを想定します。
スコープの削除は、DROP SCOPE文を使用します。
例
スコープ“東京スコープ”を削除します。
DROP SCOPE 東京スコープ (1)(1) スコープ名
インデックスの格納構造の削除は、DROP DSI文およびDROP DSO文を使用します。
例
在庫管理DBに属するインデックスのDSI、およびインデックスのDSOを削除します。
DROP DSI 製品名IXDSI (1) DROP DSO 製品名IXDSO (2)(1) DSI名
(2) DSO名
DROP DSI文で指定されたDSIが削除されると同時に、そのDSIに割り付けられているデータベーススペース内の格納データはすべて無効になります。
また、インデックス定義でインデックスの格納構造を定義した場合は、以下の方法で削除することもできます。
例
在庫管理DBに属するインデックスを削除します。
DROP INDEX STOCKS.在庫表.IDX1 (1)(1) インデックス名
DROP INDEX文で指定されたインデックスが削除されます。このとき、インデックスのDSIおよびインデックスのDSOが削除されます。
表の格納構造の削除は、DROP DSI文およびDROP DSO文を使用します。
例
在庫管理DBに属する表のDSIおよび表のDSOを削除します。
DROP DSI 関西発注表DS (1) DROP DSI 在庫表DSI (1) DROP DSO 発注表DSO (2)(1) DSI名
(2) DSO名
DROP DSI文で指定された表のDSIおよびDROP DSO文で指定された表のDSOが削除されます。
プロシジャルーチンの削除は、DROP PROCEDURE文を使用します。プロシジャルーチンを削除すると、プロシジャに対する権限情報も削除されます。
例
スキーマSTOCKSからPROC002を削除します。
DROP PROCEDURE STOCKS. PROC002 (1)(1) ルーチン名
ビューの削除は、DROP VIEW文を使用します。
例
在庫管理DBに属するビューを削除します。
DROP VIEW STOCKS.在庫ビュー CASCADE (1)(1) ビュー表の表名
DROP VIEW文で指定されたビューが削除されます。
表の削除は、DROP TABLE文を使用します。表を削除すると、表に対する権限情報も削除されます。
例
在庫管理DBに属する表を削除します。
DROP TABLE STOCKS.在庫表 RESTRICT (1) DROP TABLE STOCKS.発注表 RESTRICT (1)(1) 表名
DROP TABLE文で指定された表が削除されます。
スキーマの削除は、DROP SCHEMA文を使用します。スキーマを削除すると、スキーマに対する権限情報も削除されます。
例
在庫管理DBに属するスキーマを削除します。
DROP SCHEMA STOCKS RESTRICT (1)(1) スキーマ名
DROP SCHEMA文で指定されたスキーマが削除されます。
データベーススペースの削除は、DROP DBSPACE文を使用します。データベーススペースを削除すると、データベーススペースに対する権限情報も削除されます。
例
在庫管理DBに属するデータベーススペースを削除します。
DROP DBSPACE DBSP_1 (1) DROP DBSPACE DBSP_2 (1)(1) データベーススペース名
データベース名の削除は、DROP DATABASE文を実行します。
例
在庫管理DBを削除します。
DROP DATABASE 在庫管理DB (1)(1) データベース名
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