Symfoware Parallel Server JDBCドライバユーザーズガイド
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Up 第3章 JDBCアプリケーションの作成方法

3.4 例外についての情報の取得

アプリケーション実行中に異常が発生した場合は、以下の対処を行い、問題を取り除いてください。
【エラーメッセージが通知された場合】
アプリケーション実行中に、JDBCドライバのエラーメッセージが通知された場合、付録C エラーメッセージを参照し、対処を行ってください。

【エラー情報の取得】
JDBCドライバ使用中にエラーが発生した場合、catchブロックに記述した処理が行われます。catch文には、エラー情報を取得する処理などを記述します。


・エラーメッセージを取得する

// getMessageメソッドを使用し、エラーメッセージを取得します。
System.out.println("ERROR MESSAGE : " + e.getMessage());

・SQLSTATE値を取得する
// 発生したエラーがSQLExceptionの場合、
// エラーに対するSQLSTATE値が返却されます。
// SQLExceptionクラスのgetSQLState()メソッドで
// 取得することができます。
System.out.println("SQLSTATE : " + e.getSQLState());

・Vendorエラーメッセージのエラーコードを取得する
// 発生したSQLExceptionのSQLSTATE値がS1000の場合、
// Vendorエラーメッセージが返却されます。
// SQLExceptionクラスのgetErrorCode()メソッドで
// Vendorエラーメッセージのエラーコードを取得できます。
System.out.println("ERROR CODE : " + e.getErrorCode());


【記述例】
try
{
        :
}
catch(SQLException e)
{
    System.out.println("ERROR MESSAGE : " + e.getMessage());
    System.out.println("SQLSTATE : " + e.getSQLState());
    System.out.println("ERROR CODE : " + e.getErrorCode());
}



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