Symfoware Parallel Server JDBCドライバユーザーズガイド

3.2.3 パラメタ指定

SQL文のパラメタに値を指定して、データ操作をすることができます。
ここでは、パラメタに値を指定して、データを追加する例を紹介します。
パラメタ指定は、以下の手順で行います。



この例では、表"EMPLOYEE"に情報を追加します。

1.SQL文を準備する

// ConnectionクラスのprepareStatementメソッドを使用し、SQL文を準備します。
// パラメタは、"?（クエスチョンマーク）"で指定します。
PreparedStatement pstmt = con.prepareStatement(
"INSERT INTO GENERAL.EMPLOYEE(ID,NAME) VALUES(?,?)");

2.パラメタに値を設定する

// PreparedStatementクラスのsetXXXメソッドを使用し、
// パラメタに値を設定します。
pstmt.setInt(1,4);
pstmt.setString(2,"monkey");

3.SQL文を実行する

// PreparedStatementクラスのexecuteUpdateメソッドを使用し、
// SQL文を実行します。
pstmt.executeUpdate();

4.オブジェクトをクローズする

// PreparedStatementクラスのオブジェクトをクローズします。
// PreparedStatementクラスのcloseメソッドを使用します。
pstmt.close();

【記述例】

PreparedStatement pstmt = con.prepareStatement("INSERT INTO GENERAL.EMPLOYEE(ID,NAME) VALUES(?,?)");

pstmt.setInt(1,4);
pstmt.setString(2,"monkey");

pstmt.executeUpdate();

pstmt.close();