Windows NT(R) TeamWARE Office 200X V2.0 インストールガイド
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第8章 クラスタシステム配下でのTeamWARE Office> 8.1 クラスタシステムとは

8.1.1 運用系サーバへのインストール

新しくTeamWARE Officeをクラスタシステム配下にインストールし、ディレクトリサーバを作成する方法について説明します。

インストールは基本的に通常のシステムにインストールする場合と同じ方法で行います。ここではクラスタシステム特有の設定項目についてのみ説明します。

◆インストールの準

サーバには運用系サーバと待機系サーバがありますが、TeamWARE Officeでの名称としては、最初にTeamWARE Officeをインストールした方が運用系サーバになります。

◆インストールタイプの選

セットアッププログラムを起動すると、セットアップ媒体の確認ウィンドウが表示されたあと、以下に示すウィンドウが表示されます。

[クラスタシステム用セットアッ]を選択すると、クラスタシステムとしてセットアップを行うことができます。[通常セットアップ]を選択すると、クラスタシステム配下であっても、その機能を使用せずに通常の運用をすることができます。

◆サーバソフトウェアのコピー先の選

インストールモードの選択画面で表示されているインストール先ディレクトリは、標準設定では以下のディレクトリになっています。

<共用ディスクのドライブ名>:\TEAMWARE\SERVER

別のディレクトリを選択する場合は、32文字以内の英数字で指定し、必ず共用ディスクを選択するように注意してください。

ディレクトリ名には、ピリオド“.”を使用しないでください。

◆クラスタシステムへの登

[クラスタシステム用セットアッ]を選択すると、以下に示すウィンドウが表示されます。ここでクラスタシステムへ登録するTeamWARE Officeグループの定義を行います。

ここで設定した4つの項目は、クラスタアドミニストレータ上で設定する、以下の項目に対応します。

これらの項目の、クラスタアドミニストレータ上での設定画面を、以下に示します。

TeamWARE Server IPのプロパティ

TeamWARE Server NetworkNameのプロパティ


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