TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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P.1.3 留意事項
tomadminツールを使用する場合、以下の留意事項があります。
- 経過期間に月が指定された場合
実行した時刻により削除対象となるメールの日時がずれる場合があります。
メールサーバはグリニッジ標準時間で動作しており、メールデータベースもグリニッジ標準時間で格納されています。そのため、古いメールの削除で削除対象となるメールの時間的基準は、日本では実行した実際の現在時刻から−9時間した時刻により決定されます。
たとえば、10月10日午前10時に、1ヶ月以上経過したメールを削除する場合、削除対象となるメールは、9月10日午前9時以前のメールです。10月10日午前8時に1ヶ月以上経過したメールを削除する場合、削除対象となるメールは、9月9日9時以前のメールです。
月指定の削除時の動作は、Adminクライアントでの古いメールの削除と同じになります。
- 経過期間に週が指定された場合
1週間以上経過したメールの削除が指定された場合、1週間前の現在時刻より前のメールが削除対象メールになります。
たとえば、10月10日10時00分から1週間以上経過したメールの削除が指定された場合は、10月3日9時59分以前のメールが削除対象となります。
- 経過期間に日が指定された場合
1日以上経過したメールの削除が指定された場合、1日前の現在時刻より前のメールが削除対象メールになります。
たとえば、10月10日10時00分から1日以上経過したメールの削除が指定された場合は、10月9日9時59分以前のメールが削除対象となります。
[TOSERVER]セクションについては、"付録G.4 [TOSERVER]セクション"を参照してください。
- 本ツールを使用すると、システムのパフォーマンスが低下します。そのため、システムがフル稼働していない時間帯に使用してください。
- target_folderの"WASTEBASKET_SP"指定では、ごみ箱内のメールを強制的に削除します。ユーザによっては、ごみ箱内のメールも必要なメールとしている場合もあります。運用前に事前に通知するようにお願いします。
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