TeamWARE Office 200X V2.0 管理者ガイド
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19.1.3 バックアップの運用
バックアップをどのように運用するかは、TeamWARE Officeのシステム規模や利用頻度により異なります。
バックアップの基本的な運用形態について、以下に説明します。
- TeamWARE Officeインストール直後、またはシステム設定の変更直後
OSのバックアップコマンドなどでTeamWARE Officeシステム全体をバックアップします。バックアップ直後に差分バックアップユーティリティを使い、バックアップ情報を記録し、レベル0バックアップとして利用可能な状態にしておきます。バックアップ情報の詳細については、"19.6.2 バックアップ情報"を参照してください。
なお、システム設定の変更には、アプリケーションサーバの追加や削除、エンタープライズ構成の変更など他サーバ情報を設定、変更する場合も含みます。
- 定期的なバックアップ
差分バックアップユーティリティを使い、たとえば、以下のようなスケジュールでバックアップを採取します。
月1回:
週1回:
毎日 : |
レベル0バックアップを実施
レベル1バックアップを実施
レベル2バックアップを実施 |
- サイト単位でバックアップ
マルチサーバ構成の場合、一部のサーバのみバックアップを行うのではなく、サイト内のすべてのサーバでバックアップを行う必要があります。
TeamWARE Officeのインストールからバックアップの運用までの流れを、図19.1に示します。

[図19.1 TeamWARE Officeのインストールからバックアップの運用までの流れ]
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