Systemwalker Live Help V13.1.0 ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows(R) XP/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
目次 索引 前ページ次ページ

第10章 設定の変更> 10.1 [Live Help Expert]プログラムの設定

10.1.4 セキュリティの設定

セッションを開いたり、セッションに参加したりする前に、[オプション]−[セキュリティ]コマンドを選択して、セキュリティの設定をしてください。[セキュリティの設定]ダイアログボックスが表示されます。

設定の変更が終わったら、変更を有効にするため[OK]ボタンをクリックします。変更を無効にするには、[キャンセル]ボタンをクリックします。以下では、[セキュリティの設定]ダイアログボックスの各フィールドについて説明します。

■セッションを抜ける/閉じるとき、確認す 

エキスパートがセッションから抜けたり、セッションを閉じたり、[Live Help Client]プログラムを終了させたりするとき、[Live Help Expert]プログラムがそれを確認するようにできます。

セッションから抜けたり、セッションを閉じたり、[Live Help Client]プログラムを終了させたりするとき、確認のダイアログボックスを表示させたい場合は、[セッションを抜ける/閉じるとき、確認する]にチェックを付けます。確認の表示が不要な場合は、チェックボックスを空白のままにします。

■接続の承認処理をす 

開催しているセッションに他のエキスパートが参加しようとしたとき、それを[Live Help Expert]プログラムが通知するようにすることができます。通知に対してエキスパートは、セッションへの参加を認めることも、拒否することもできます。

この機能は、[セッションを開く]ダイアログボックスの[接続の承認処理をする]オプションで設定できます。接続の承認処理をするには、チェックボックスにチェックをつけます。承認処理なしにセッションに参加することを認めるには、チェックボックスを空白のままにします。デフォルトの設定は「接続の承認処理をする」です。

クライアントも、接続の承認処理をすることができます。[Live Help Client]プログラムを起動したのち、[設定の変更]ボタンをクリックしてください。ダイアログボックスが開かれ、[接続の承認処理をする]チェックボックスが表示されます。また、[Live Help Clientセットアップ]からも設定できます。

クライアントが[接続の承認処理をする]の設定をONにしていると、エキスパートからの接続要求に対して接続を承認するかどうか尋ねるダイアログボックスが表示されます。このとき、エキスパートには「要求の応答を待っています。」のメッセージが表示されます。その後、クライアントが承認するとセッションを開始することができます。クライアントが拒否した場合は、エキスパートには「セッションへの参加要求は拒否されました。」と表示され、セッションを行うことができません。

Live Help以外のアプリケーションプログラムのウィンドウが前面に表示されている場合でも、通常、接続を承認するかどうか尋ねるダイアログボックスは画面の前面に表示されますが、他のアプリケーションプログラムの作りによっては、そのプログラムのウィンドウの後ろに隠れてしまう場合があります。

但し、クライアントがWindows(R)起動時にサービスとして自動起動する設定になっている場合は、接続要求に対して一定時間内に承認しないと、クライアントは接続を拒否します。これは、クライアントが動作するコンピュータが無人で運用されていることを想定した、Live Helpの仕様です。

[Live Help Monitor]プログラムには、セッションを開く機能がありません。

[Live Help Monitor]プログラムには、セッションを開く機能がありません。したがって、接続の承認処理もありません。

■セッションに参加する/抜けるメンバーを通知す 

誰かがセッションに参加したり、セッションから抜けたりする度に通知を受けられるように選択できます。

誰がセッションに参加しようとしているのか、または抜けようとしているのかを通知させたい場合は、[セッションに参加する/抜けるメンバーを通知する]にチェックを付けてください。

他のメンバーの参加を通知するダイアログボックスで[OK]ボタンをクリックすると、そのメンバーはセッションに参加(クライアントの画面を受信)できるようになります。

これらの知らせが不要な場合は、チェックボックスを空白のままにします。デフォルトではチェックがついています。

他のメンバーの参加を通知するダイアログボックスは[OK]ボタンをクリックしなくても30秒ほどで自動的に消えますが、その間、後から参加しようとしたメンバーはクライアントの画面を受信できません。

[Ctrl+Alt+Del]キーを受入れ

ほかのエキスパートとセッションを行っているとき、ほかのエキスパートが、自分のコンピュータに対して[Ctrl+Alt+Del]キーを送信することを許すことができます。ほかのエキスパートが、自分のコンピュータに対して[Ctrl+Alt+Del]キーを送信することを許す場合は、[[Ctrl+Alt+Del]キーを受入れる]にチェックを付けてください。 [Ctrl+Alt+Del]キーを受信すると、[セキュリティ]ダイアログボックスが表示されます。これらのダイアログボックスについては、お使いのオペレーティングシステムの解説書を参照してください。

この設定は、クライアントに対する[Ctrl+Alt+Del]キーの送信機能には影響しません。

[Live Help Monitor]プログラムには、ほかのエキスパートとセッションを行う機能がありません。

[Live Help Monitor]プログラムには、ほかのエキスパートとセッションを行う機能がありません。したがって、[Ctrl+Alt+Del]キーを受入れる機能もありません。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1993-2006.