Interstage Job Workload Server クラスタ構築・運用ガイド |
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第4章 運用 | > 4.1 バッチシステムの運用 |
ジョブログは、ジョブ単位に出力されるジョブの実行結果です。
ジョブログには、ジョブの投入から終了までの、ジョブやジョブステップの実行過程の記録などの情報が出力されます。
ジョブログは、ジョブを投入した運用者がジョブの実行結果を確認するために使用します。
ジョブログの出力先には以下の種類があります。
配置ディスクは任意です。ローカルディスク上のジョブログファイルを指定した場合は、ジョブの実行中にフェールオーバが発生しノードが切替わった場合でも、ジョブログ出力が行えるように、運用ノードと待機ノードで同じディレクトリ構造になるようにしてください。
ジョブログファイル名を省略した場合は、ジョブログはジョブログスプールに出力します。
ジョブログスプールは共用ディスク上に配置します。このため、フェールオーバが発生しても、切替わったノードにて継続して同じ情報の更新・参照を行うことが可能です。
ジョブの実行中にバッチ実行基盤に異常が発生した場合に、ジョブログの一部をジョブログスプールに出力する場合があります。
異常時退避用ディレクトリは共用ディスク上に配置します。このため、フェールオーバが発生しても、切替わったノードにて継続して同じ情報の更新・参照を行うことが可能です。
ジョブログスプールの容量不足などによりジョブログスプールにジョブログを出力できない場合に、このディレクトリにジョブログを出力します。
このディレクトリは、ジョブを実行したノードのローカルディスクに配置します。
バッチシステムがこのディレクトリにジョブログを出力した場合、ジョブを実行したノードのシステムログにエラーメッセージを出力します。
ジョブログ運用の詳細については、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“ジョブログの運用”を参照してださい。
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