Interstage Job Workload Server アプリケーション連携実行基盤 メッセージ集
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目次

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8.14.8 分類コード16.1.5.26371
[利用者の処置]
Symfoware/RDBを再起動してください。
再びダウンリカバリに失敗した場合は以下の手順で処理を実行してくだ
さい。
1.アーカイブログファイルをバックアップしてください。
2.アーカイブログファイルを削除してください。
3.ログ管理ファイルを初期化してください。
4.テンポラリログファイルを再作成してください。
5.アーカイブログファイルを作成してください。
6.起動してください。
7.必要に応じてメディアリカバリを実行してください。
[調査資料]
コアダンプ
格納場所:
RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリに
あります。
取得方法:
rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
操作例:
rdbcpraw -i coreファイル名 -o /dev/st0
ロードモジュール
格納場所:
インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。
取得方法:
rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
操作例:
rdbcpraw -i rdb2base2 -o /dev/st0
ライブラリ
格納場所:
インストールディレクトリのlib配下、/usr/libなどにあります。
取得方法:
lddコマンドにrdb2base2を指定した時の出力に含まれるファイルを
rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
操作例:
rdbcpraw -i lddコマンドで出力されたライブラリ名 -o /dev/st0
コンソールログ
格納場所:
RDB構成パラメタファイルのRDBREPORTパラメタで指定されたディレクトリ
にあります。
取得方法:
シングルRDBの場合は、rdbreport.log、rdbreport.oldファイルを、
マルチRDBの場合は、システム名.log、システム名.oldファイルを
rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
操作例:
rdbcpraw -i コンソールログファイル名 -o /dev/st0
実行手順ログ
格納場所:
不定。
取得方法:
処理の実行内容や、実行過程が記録されているファイルを
rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
操作例:
rdbcpraw -i ファイル名 -o /dev/st0
RDBディレクトリファイル
格納場所:
データベース用のRDBディレクトリファイルは、RDB構成パラメタファイル
のRDBDIRSPACE1で指定したパスの、“DIR_FILE1”という名称のUNIXファイ
ル です。
RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルは、RDB構成パラメタフ
ァイルのRDBDIRSPACE2で指定したパスの、“DIR_FILE2”という名称のUNIX
ファイルです。
取得方法:
データベース用とRDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルを、rdbcpraw
コマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
操作例:
rdbcpraw -i /home/rdbdir/DIR_FILE1 -o /dev/st0
rdbcpraw -i /home/rdbdir/DIR_FILE2 -o /dev/st0
データベーススペース
格納場所:
rdbddlexコマンドのCREATE DBSPACE文で指定したローデバイスです。
取得方法:
rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
操作例:
rdbcpraw -i /dev/rdsk/c0t1d0s1 -o /dev/st0
ログ管理ファイル
格納場所:
ログ管理ファイル(rdblogmanage)は以下の箇所に存在します。
- RDB構成パラメタファイルに定義種別(RDBLOGMANAGE)を指定した場合は
、指定したディレクトリに存在します。
- RDB構成パラメタファイルに指定していない場合は、Symfoware/RDBをイ
ンストールしたディレクトリのetcディレクトリに存在します。
取得方法:
ログ管理ファイルを、rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてくださ
い。
操作例:
rdbcpraw -i /opt/FJSVrdb2b/etc/rdblogmanage -o /dev/st0
テンポラリログファイル
格納場所:
テンポラリログファイルの格納場所は、rdblog -V -tコマンドを実行する
ことで取得できます。
取得方法:
テンポラリログファイルを、rdbcprawコマンド等により2次記憶媒体にバックアップして
ください。
操作例(テンポラリログファイルがローデバイスに存在する場合):
rdbcpraw -i /dev/rdsk/c0t1d0s1 -o /dev/st0
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