Interstage Job Workload Server アプリケーション連携実行基盤 メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第3章 メッセージ番号がFSP_INTS-BAS_APで始まるメッセージ> 3.5 FSP_INTS-BAS_AP3000番台のメッセージ

3.5.11 FSP_INTS-BAS_AP3114

FSP_INTS-BAS_AP: ERROR: 3114: The connection to the flow definition DB failed.
There is an error in the flow definition DB connection information: Error information=s*

FSP_INTS-BAS_AP: エラー: 3114: フロー定義DBの接続情報に誤りがあるため、フロー定義DBへの接続に失敗しました: エラー情報=s*

[可変情報]
s*: JDBCドライバのエラー情報

[意味]
フロー定義DBの接続情報に誤りがあるため、フロー定義DBへの接続に失敗しました。

[システムの処理]
処理を中止します。

[ユーザの対処]
表示されているエラー情報を確認し、以下の表を参照して原因を取り除いてください。
“SQLSTATE”、“ErrorCode”およびDBMS固有エラーコード(Symfowareの場合は“JYP”から始まるエラーコード、Oracleの場合は“ORA-”から始まるエラーコード)が表示されている場合には、フロー定義DBに使用するDBMSのマニュアルも参照してください。
データベースリソースの情報を変更したときには、[Interstage Application Server] > [システム] > [サービス] > [アプリケーション連携実行基盤] > [フロー定義DB接続設定] > [設定]タブで更新ボタンを押してください。
その後、処理を再実行してください。

メッセージに含まれる文字列

対処方法

“SQLSTATE:28000”

以下のいずれかの可能性があります。

  • データベースユーザの認証に失敗しました。
    フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“ユーザID”および“パスワード”を見直してください。
    フロー定義DB接続認証設定の画面が表示されている場合、正しい“ユーザID”および“パスワード”を入力して「OK」ボタンを押すと、処理が続行されます。フロー定義DB接続認証設定で入力した“ユーザID”と“パスワード”は、Interstage管理コンソールにログインしている間有効です。データベースリソース(注1)の“ユーザID”と“パスワード”は更新されません。
  • パスワードが“LOCK”状態です。パスワードの状態の変更方法は、“Interstage Business ApplicationServer トラブルシューティング”の“運用時の異常”の“JYP1011Eにより利用者の認証が失敗する場合”を参照してください。

“ErrorCode:1017”

“ORA-01017”

“JYP1011E”

“JYP1007U”

Symfowareのネーミングサービス(注2)に登録されている“ホスト名”に指定したホストが見つかりません。Symfowareのネーミングサービスの登録情報を見直してください。

“JYP1008U”

“JYP1010E”

フロー定義DBに使用するDBMSが起動していない可能性があります。フロー定義DBに使用するDBMSの起動状態やネットワーク環境を見直してください。また、Symfowareのネーミングサービス(注2)に登録されている“ホスト名”および“ポート番号”を見直してください。

“SQLSTATE:08004”

“JYP5031E”

フロー定義DBに使用するDBMSが起動していない可能性があります。フロー定義DBに使用するDBMSの起動状態を見直してください。
また、“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の“環境変数の設定”を参照して、環境変数の設定を見直してください。データベースリソースの環境設定を変更した場合、Interstage JMXサービスを再起動してから、処理を実行してください。

“lookup failed”

Symfowareの場合
フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“データソース名”、“接続ホスト名”、または“接続ポート番号”に誤りがあります。

Oracleの場合
データベースリソースが削除されているか、.bindingsファイルが作成されていないか、または.bindingsファイルの作成に必要な環境設定に誤りがあります。apfwmkrscコマンドを使用して、.bindingsファイルを作成する設定にしたデータベースリソースを登録してください。
また、“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の“環境変数の設定”を参照して、環境変数の設定を見直してください。データベースリソースの環境設定を変更した場合、Interstage JMXサービスを再起動してから、処理を実行してください。

“The Network Adapter could not establish the connection”

フロー定義DBに使用するDBMSが起動していない可能性があります。フロー定義DBに使用するDBMSの起動状態やネットワーク環境を見直してください。また、フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“接続ホスト名”および“接続ポート番号”を見直してください。

“ORA-12514”

“ORA-12505”

フロー定義DBに使用するDBMSが起動していない可能性があります。フロー定義DBに使用するDBMSの起動状態やネットワーク環境を見直してください。また、フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“SID”を見直してください。

“Connection refused”

フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“SID”に誤りがあります。

“ORA-12154”

“ORA-12541”

フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“ドライバタイプ/ネットワークプロトコル”に「oci / tcp」または「oci / ipc」を指定した場合、フロー定義DBに使用するDBMSが起動していない可能性があります。フロー定義DBに使用するDBMSの起動状態やネットワーク環境、およびOracleの環境を見直してください。

“java.lang.UnsatisfiedLinkError”

フロー定義DB接続に使用するデータベースリソース(注1)の“ドライバタイプ/ネットワークプロトコル”に「oci / tcp」または「oci / ipc」を指定した場合、環境に誤りがあります。Oracleクライアントパッケージがインストールされていることを確認してください。
また、“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の“環境変数の設定”を参照して、環境変数の設定を見直してください。データベースリソースの環境設定を変更した場合、Interstage JMXサービスを再起動してから、処理を実行してください。

“no ocijdbc9 in java.library.path”

“no ocijdbc10 in java.library.path”

“ELFCLASX4”

“ErrorCode:17037”

“ErrorCode:17008”

“LDWrapperクラスがローカルデータベースアクセスをロードしていません”

“Interstage Business Application Server トラブルシューティング”の“アプリケーション連携実行基盤で発生するトラブルの一覧”の“環境変数の設定”を参照して、環境変数の設定を見直してください。データベースリソースの環境設定を変更した場合、Interstage JMXサービスを再起動してから、処理を実行してください。

“java.lang.ClassCastException”

“java.lang.ExceptionInInitializerError”

“ClassNotFoundException”

上記以外の場合

フロー定義DBに使用するDBMSのマニュアルを参照して、“SQLSTATE”、“ErrorCode”およびDBMS固有エラーコード(Symfowareの場合は“JYP”から始まるエラーコード、Oracleの場合は“ORA-”から始まるエラーコード)が表示されている場合は、その値から原因を取り除いてください。
問題が解決しない場合は、“技術員連絡の前に”を参照して対処してください。

注1) フロー定義DB接続に使用するデータベースリソースは、Interstage管理コンソールの[Interstage Application Server] > [システム] > [サービス] > [アプリケーション連携実行基盤] > [フロー定義DB接続設定] > [設定]タブで選択されている定義名のデータベースリソースです。このデータベースリソースの設定情報を変更する場合は、apfwmkrscコマンドを実行してください。apfwmkrscコマンドについては“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。

注2) Symfowareのネーミングサービスに登録されている情報を確認・変更するには“Interstage Business Application Server セットアップガイド”の“JDBCデータソース登録ツールを使用したデータソースの登録”または“symjdコマンドによるJDBCデータソースの登録”を参照してください。


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