Interstage Job Workload Server 解説書
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目次

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1.2.1.1 セットアップ/アンセットアップ
セットアップ/アンセットアップに関する変更内容には以下があります。
- 変更内容
V8.1.0以前では、「ジョブ終了用イベントチャネル」を不揮発運用し、さらにユニットを使用していました。
V8.1.1からは、「ジョブ終了用イベントチャネル」が揮発運用となり、ユニットの設計が不要となりました。また、「ジョブステップ用イベントチャネル」、「エラー用イベントチャネル」とあわせて、1つのイベントチャネルグループとなりました。
- 影響
「ジョブ終了用イベントチャネル」の揮発運用化にともない、以下の点に影響があります。
- ジョブ終了用イベントチャネル/ユニットの設計、事前作業が不要となります。
- バッチ実行基盤の削除や変更手順が簡略化されます。
- 対処方法
バッチ実行基盤のアンセットアップをシェルスクリプトなどで一括して削除する運用をしている場合には、“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“バッチ実行基盤の削除” を参照して、シェルスクリプトの修正を行ってください。
また、バッチ実行基盤の変更手順についても“Interstage Job Workload Server 運用ガイド”の“バッチ実行基盤の変更”を参照してください。
- 変更内容
「BTFW_」から始まるワークユニット名が予約語になります。
- 影響
バッチ実行基盤で「BTFW_」で始まるワークユニットを使用することから、以下の影響があります。
- 「BTFW_」で始まるワークユニットが存在した場合、バッチ実行基盤のセットアップや、バッチ実行基盤の運用時に異常が発生する可能性があります。
- バッチ実行基盤のバッチ実行サービスやイニシエータなどに対する操作をした場合、バッチ実行基盤のメッセージとともに、対象のワークユニットの正常/異常メッセージなどがシスログなどに出力されます。
- 対処方法
セットアップを行う前に、「BTFW_」で始まるワークユニットが存在しないことを確認してください。
存在した場合には、別名にするなどの対処を行ってください。
また、「BTFW_」で始まるワークユニットは、バッチ実行基盤のシステムの一部として動作しますので、Interstageのコマンドで直接ワークユニットの操作はしないでください。
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