PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Solaris(TM) 10 オペレーティングシステム版)
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付録B リファレンスマニュアル> B.2 GFS 共用ファイルシステム独自管理コマンド

B.2.12 sfcumntgl(1M) 全ノードでの GFS 共用ファイルシステムのアンマウント

◆形式

sfcumntgl special | mount_point

sfcumntgl special mount_point

◆機能説明

 sfcumntgl は、オペランドで指定したファイルシステムをマウントしている全ノード上で、アンマウン処理を行います。sfcfsd デーモンおよび MDS を停止します。

 sfcumntgl は、sfcsetup(1M) で設定された GFS 構成ノードとして登録されたどのノードからでも実行できます。

 スーパーユーザーだけがアンマウント処理を行うことができます。

◆オペランド

 以下のオペランドが指定できます。

special

 アンマウントするファイルシステムの代表パーティションのブロック特殊ファイルのパス名を指定します。

mount_point

 アンマウントを行うディレクトリ名を指定します。

◆使用例

# sfcumntgl /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 /mount_point <Enter>
# sfcumntgl /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter>
# sfcumntgl /mount_point <Enter>

◆関連ファイル

/etc/mnttab

 マウント中のファイルシステムのテーブル

/etc/vfstab

 ファイルシステムの環境ファイル

◆関連項目

sfcmntgl(1M), sfcsetup(1M), umount_sfcfs(1M).

"Solaris X Reference Manual Collection" の umount(1M), mnttab(4), vfstab(4).

◆注意事項


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