PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Solaris(TM) 10 オペレーティングシステム版)
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11.2.2.4 MDS 運用情報設定
可用性向上のため、MDS 運用情報を指定する場合の GFS 共用ファイルシステムの代表的なファイルシステムの作成例を示します。
◆MDS の配置優先度の設定
プライマリ MDS とセカンダリ MDS の配置優先順位は、mkfs_sfcfs(1M) の -o node オプションで共有ホスト名を指定することで決定されます。指定した共有ホスト名の順番にプライマリ MDS、セカンダリ MDS の候補となります。そして次に説明する MDS 配置範囲の指定とファイルシステム運用開始時の、実際の共用ノードの運用状況によって最終的にプライマリ MDS が決定されます。
以下に、プライマリ MDS の候補を mikan そしてセカンダリ MDS の候補を karin として配置する場合の mkfs_sfcfs(1M) によるファイルシステムの作成例を示します。
# mkfs -F sfcfs -o node=mikan,karin /dev/sfdsk/gfs01/rdsk/volume01 <Enter>
代表パーティション (メタデータ、ログ、データ) : /dev/sfdsk/gfs01/rdsk/volume01
共有するホスト: mikan, karin
プライマリMDS: mikan
セカンダリMDS: karin |
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