PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Solaris(TM) 10 オペレーティングシステム版) |
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第10章 ファイルシステムの操作 (GUI 編) | > 10.3 変更 |
GFS 運用管理ビューにより、ファイルシステム属性変更を行う手順を説明します。
ファイルシステム属性変更には、マウント情報の変更があります。
ファイルシステム属性変更操作を行う場合は、あらかじめ、すべてのノードで対象ファイルシステムをアンマウントする必要があります。
コマンドによるアンマウントの詳細は、“11.3.1 アンマウント”を参照してください。
メイン画面のマウントツリーフィールド、またはファイルシステム情報フィールドから、変更を行うファイルシステムを選択します。タイプが sfcfs のファイルシステムだけ選択可能です。
[操作]:[属性変更]を選択すると、ファイルシステム属性画面が表示されます。
ファイルシステム属性画面は、画面切替タブにより [マウント情報]、[共用情報]、および [詳細情報] に遷移することができます。
[マウント情報] 画面では、マウント情報の変更を行います。
設定されている値を変更する必要があれば、パラメタの値を変更します。
各設定値を変更前の設定に戻す場合は、<リセット> ボタンを押します。
<適用> ボタンを押すと、マウント情報変更の処理が行われます。
[マウントポイント] は、フルパスで指定します。また、[ディレクトリ作成] で [作成する] を選択した場合は、以下の属性でディレクトリを作成します。
オーナ : root
グループ : sys
アクセス権 : 775
上記の各種マウントオプションは、mount_sfcfs(1M) のマウントオプションに、それぞれ以下のように対応しています。
- [setuid 実行禁止]:nosuid
- [RO マウント]:ro
- [noatime]:noatime
- [自動マウント禁止]:noauto
各パラメタの詳細については、本書の mount_sfcfs(1M) を参照してください。
<適用> ボタンを押し、マウント情報の変更を行うと、GFS 運用管理ビューが自動的に /etc/vfstab のエントリの変更をします。
[詳細情報] 画面では、ファイルシステムのチューニングパラメタの設定変更を行います。
設定されている値を変更する必要があれば、パラメタの値を変更します。
各設定値を変更前の設定に戻す場合は、<リセット> ボタンを押します。
<適用> ボタンを押すと、詳細情報変更の処理が行われます。
上記の変更可能な詳細情報パラメタは、GFS 共用ファイルシステムのチューニングパラメタに、以下のように対応しています。
- [通信タイムアウト時間]:CON_TIMEOUT
パラメタの詳細については、“14.1.2 通信タイムアウト時間”を参照してください。
ファイルシステム属性変更の操作終了後、ファイルシステムをマウントします。
コマンドによるマウントの詳細は、“11.2.4 マウント”を参照してください。
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