PRIMECLUSTER Global File Services 説明書 4.1 (Solaris(TM) 10 オペレーティングシステム版)
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1.8.2.1 GFS 共用ファイルシステムで提供していない機能
本書で説明している GFS 共用ファイルシステムは、以下の機能を提供していません。
- ルートファイルシステム、/usr, /var, /opt としての使用
- マウントポイントとしての使用
- Solaris 10 OS でのノングローバルゾーンでの利用
- quota 機能
- ACL 機能
- 非同期 I/O 機能
- NFS による他ノードとのファイル共有
- IPv6 の使用
- ディレクトリのハードリンク設定
- ダイレクト I/O 機能
- lockfs(1M)
- Solaris 9 OS で追加された、拡張ファイル属性の設定
- Solaris 9 OS で追加された、non-blocking 強制ロック指定のマウント
- Solaris 9 OS で追加された、fssnap(1M)
- 論理ブロックサイズ(8KB)を超える I/O サイズで write(2), writev(2), pwrite(2) により書き込みを行っているファイルに対して、他ノードから以下の操作を行った場合の書き込みのアトミック性
- write(2), writev(2), pwrite(2)
- truncate(3C), ftruncate(3C)
- creat(2), O_TRUNC 指定の open(2)
- MAP_SHARED かつ PROT_WRITE 指定で mmap(2) しているファイルに対する、 他ノードからの open(2)
- open(2) しているファイルに対する、他ノードからの MAP_SHARED かつ PROT_WRITE指定の mmap(2)
- mmap(2) しているファイルに対する、他ノードからの書き込み可能な open(2)
- 書き込み可能な open(2) をしているファイルに対する、他ノードからの mmap(2)
- 推奨ロック設定のファイルに対してレコードロックを設定し、かつ当該ファイルを mmap(2) している状態での、当該ファイルの強制ロック設定への変更
- 強制ロック設定のファイルに対して mmap(2) が行われている場合は、fcntl(2) での F_UNLCK 要求は EAGAIN を返すが、リカバリ中の場合は正常終了する。
- 通常ファイル、ディレクトリ、シンボリック以外のファイルタイプを持つファイルの作成および利用
- ディレクトリに対する read(2)
- ONC 共有ロック [fcntl(2) における F_SHARE および F_UNSHARE]
- Solaris 10 OS で追加された、Dtrace 動的トレース機能による sfcfs モジュールの解析
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