Interstage Job Workload Server アプリケーション連携実行基盤 メッセージ集
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第3部 メッセージラベルのないメッセージ> 第8章 RDBが内部矛盾を検出して異常終了した場合に出力されるメッセージ> 8.3 分類コード16.1.16.xxx番台のメッセージ

8.3.11 分類コード16.1.16.557316

[利用者の処置]

アーカイブログファイルの削除および、引き継ぎファイルを削除し、Sy
mfoware/RDBを再起動して、データベースの整合性を確認してください。

[調査資料]

コアダンプ
  格納場所:
    RDB構成パラメタファイルのRDBCOREパラメタで指定されたディレクトリに
    あります。
  取得方法:
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=coreファイル名 of=/dev/rmt/0
ロードモジュール
  格納場所:
    インストールディレクトリのsbinディレクトリにあります。
  取得方法:
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=rdb2base2 of=/dev/rmt/0
ライブラリ
  格納場所:
    インストールディレクトリのlib配下、/usr/libなどにあります。
  取得方法:
    lddコマンドにrdb2base2を指定した時の出力に含まれるファイルを
    ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてください。
    操作例:
      dd if=lddコマンドで出力されたライブラリ名 of=/dev/rmt/0
ログ管理ファイル
  格納場所:
    ログ管理ファイル(rdblogmanage)は以下の箇所に存在します。
    - RDB構成パラメタファイルに定義種別(RDBLOGMANAGE)を指定した場合は
    、指定したディレクトリに存在します。
    - RDB構成パラメタファイルに指定していない場合は、Symfoware/RDBをイ
    ンストールしたディレクトリのetcディレクトリに存在します。
  取得方法:
    ログ管理ファイルを、ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップしてくださ
    い。
    操作例:
      dd if=/opt/FSUNrdb2b/etc/rdblogmanage of=/dev/rmt/0
アーカイブログファイル
  格納場所:
    アーカイブログファイルの格納場所は、rdblog -V -aコマンドを実行する
    ことで取得できます。
  取得方法:
    アーカイブログファイルを、ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップして
    ください。
    操作例(アーカイブログファイルがローデバイスに存在する場合):
      dd if=/dev/rdsk/c0t1d0s1 of=/dev/rmt/0
バックアップアーカイブログファイル
  格納場所:
    アーカイブログファイルを、rdblog -Bコマンドでバックアップしたときのバックアップ場
    所に存在します。
  取得方法:
    既に、バックアップ済みのバックアップアーカイブログファイルをddコマンド等により別の
    2次記憶媒体にバックアップしてください。
レプリカ引き継ぎファイル
  格納場所:
  レプリカ引き継ぎファイルは以下の箇所に存在します。
    - RDB構成パラメタファイルの定義種別(RDBALFSUCCEED)で指定した
    ディレクトリに存在します。
  取得方法:
    レプリカ引き継ぎファイルを、ddコマンド等により2次記憶媒体にバックアップ
    してください。RDBSCC.NEWは存在しない事もあります。その場合は、
    RDBSCC.CURのみでかまいません
    操作例:
      dd if=/home/REPSUCEED/RDBSCC.CUR.7 of=/dev/rmt/0
      dd if=/home/REPSUCEED/RDBSCC.NEW   of=/dev/rmt/0

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