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第7章 COBOLのバッチアプリケーションの配備 | > 7.4 配備手順 |
バッチ実行基盤を稼働する前に、配備したCOBOLのバッチアプリケーションが動作するために必要な情報を対象のバッチワークユニットに設定する必要があります。
COBOLのバッチアプリケーションが動作するために必要な情報には以下があります。
上記以外の項目は編集しないでください。
COBOLのバッチアプリケーションが動作するために必要な環境変数については、“NetCOBOL 使用手引書”の“環境変数一覧”を参照してください。
バッチワークユニットの設定は、対象の「ワークユニット定義ファイル」を更新し、バッチワークユニット定義の再登録を行います。
更新すべきワークユニット定義ファイルの定義項目について、以下に説明します。
バッチワークユニット定義の再登録は、isaddwudefコマンドで行います。
再登録の方法は“ワークユニット定義の再登録”の手順に従って行ってください。
配備したアプリケーション自身が、動作するのに必要なパスを設定します。
設定したパスは、アプリケーションが動作するプロセス内のPATH環境変数の値になります。
ワークユニット定義ファイルの項目は、以下のとおりです。セクション : Control Option
定義項目名 : Path for Application
PATH環境変数の設定の詳細については、バッチワークユニットの設定の“Path for Application:アプリケーション使用パス”を参照してください。
本定義項目には、/usr/sbin など管理者が使用するコマンドやシェルスクリプトが格納されているパスは設定しないでください。
配備したアプリケーション自身が、動作するのに必要なライブラリパスを設定します。
設定したライブラリパスは、アプリケーションが動作するプロセス内のLD_LIBRARY_PATH環境変数の値になります。
ワークユニット定義ファイルの項目は、以下のとおりです。セクション : Control Option
定義項目名 : Library for Application
LD_LIBRARY_PATH環境変数の設定の詳細については、バッチワークユニットの設定の“Library for Application:アプリケーション使用ライブラリパス”を参照してください。
配備したアプリケーション自身が、動作するのに必要なクラスパスを設定します。
設定したクラスパスは、アプリケーションが動作するプロセス内のCLASSPATH環境変数の値になります。
ワークユニット定義ファイルの項目は、以下のとおりです。セクション : Application Program
定義項目名 : CLASSPATH for Application
CLASSPATH環境変数の設定の詳細については、バッチワークユニットの設定の“CLASSPATH for Application:アプリケーション使用クラスパス”を参照してください。
配備したアプリケーション自身が、動作するのに必要な各種環境変数を設定します。
“環境変数の設定指針”をもとに設定する環境変数を決めてください。
設定した各種環境変数は、バッチワークユニットを起動した時の環境変数をベースに、上書き設定されます。
ワークユニット定義ファイルの項目は、以下のとおりです。セクション : Control Option
定義項目名 : Environment Variable
その他の環境変数の設定の詳細については、バッチワークユニットの設定の“Environment Variable:環境変数”を参照してください。
ワークユニット定義ファイルの設定内容などについては、“バッチワークユニットの設定”を参照してください。
ワークユニット定義ファイルの編集で、「アプリケーションが動作するために必要なLD_LIBRARY_PATH環境変数の設定」と「アプリケーションが動作するために必要なその他の環境変数の設定」を追加する例を以下に示します。(太字部分が編集した部分です。)
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