Interstage Job Workload Server 解説書 |
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第3章 導入から運用まで | > 3.1 導入から運用までの流れ |
システムが実行する業務の以下の内容について明確にします。
また、業務の内容に伴い、実際のシステム構築とアプリケーションの設計に関連する要素を抽出します。
業務設計した内容を、実際に動作するアプリケーションの設計とアプリケーションの連携パターンであるバッチジョブ定義にマッピングします。
バッチアプリケーションとバッチジョブ定義の設計方法は、“Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド”を参照してください。
業務の設計で抽出した要素にもとづいて、ハードウェアを選定します。また、業務を開発するサーバと業務を運用するサーバを個別に構築する場合は、それぞれのサーバの設計を行う必要があります。
ジョブを運用するためのジョブキュー、イニシエータ、バッチワークユニットの設計や、バッチジョブ定義データベースなど、バッチ実行基盤の環境を設計します。
- ジョブキュー、イニシエータ、およびバッチワークユニットなどの設計方法は、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“バッチサーバ環境の作成”を参照してください。
- バッチジョブ定義データベースの設計方法は、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“バッチジョブ定義データベース環境の作成”を参照してください。
- バッチ実行基盤での同時実行できるジョブの多重度の最大は64です。
同時に実行可能状態するジョブキューで有効になるジョブの多重度の総和が、ジョブの多重度になります。この総和が64を超えないように設計してください。
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