Interstage Job Workload Server 解説書
目次 前ページ次ページ

第1章 概要> 1.4 システム構成

1.4.2 バッチサーバに設定する資源

バッチサーバに設定する資源は、以下のとおりです。

■バッチサーバに設定する資源の種類

バッチサーバに設定する資源は、以下があります。

 

■バッチ受付サービスの資源

◆ジョブキュー

投入されたジョブを受け付けるキューです。受け付けたジョブの流量を制御し、バッチ実行サービスへジョブの実行を依頼します。

◆ジョブスプール

ジョブやジョブキューの管理で使用するスプールです。

◆ジョブログスプール

ジョブ終了時に、ジョブ単位にジョブログを格納するスプールです

 

■バッチ実行サービスの資源

◆イニシエータ

対象のジョブキューと、実行環境であるバッチワークユニットを関係づける役割を果たします。イニシエータは、実行の依頼をされたジョブ内の各ジョブステップ(バッチアプリケーション)を、バッチジョブ定義の内容に従って順に実行制御します。

 

■ワークユニットの資源

◆バッチワークユニット

バッチサーバに存在する“非同期ワークユニット”です。バッチ実行基盤で使用する非同期ワークユニットを、バッチワークユニットと呼びます。実行の依頼をされたジョブ内の各ジョブステップ(バッチアプリケーション)を実行します。
バッチワークユニット内に、以下の資源があります。


非同期ワークユニットとは、データの入力元とは同期せずに動作するアプリケーションの実行環境です。本製品に内蔵しています。

目次 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006