Interstage Job Workload Server 解説書

1.4.1 バッチサーバの構成

バッチ実行基盤が構成するサーバは、以下のとおりです。

■バッチサーバ

バッチサーバは、1台のサーバで構成し、以下が存在するサーバです。

• バッチ受付サービス
  ジョブの投入から終了までを管理するサービスです。ジョブスケジューラによる定型業務のジョブや、非定型業務のジョブの投入を受け付け、対応するバッチ実行サービスに実行を依頼します。ジョブが終了すると、ジョブの実行結果を投入元に返却します。

• バッチ実行サービス
  バッチ受付サービスよりジョブの実行の依頼を受け付け、ジョブの内容にもとづいて複数のジョブステップ（バッチアプリケーション）の実行制御および資源制御を行います。ジョブが終了すると、すべての資源を解放し、依頼元であるバッチ受付サービスに結果を通知します。

バッチジョブ定義データベースは、バッチサーバ内に存在します。

本製品には、バッチジョブ定義データベースとして、Symfoware/RDBを同梱しています。業務で使用するデータベースは、製品版のSymfoware Server、またはOracleを使用してください。
なお、製品版のSymfoware Serverをバッチサーバにインストールした場合、バッチジョブ定義データベースは製品版のSymfoware Serverを使用します。