Interstage Job Workload Server 解説書 |
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第1章 概要 |
バッチ実行基盤を構成する環境は、以下のとおりです。
各機能の関係は、以下のとおりです。
各環境における機能の構成要素について説明します。
バッチ実行基盤の開発環境は、バッチジョブ定義を開発するApworksのプラグインである“バッチジョブ定義エディタ”、およびアプリケーションを開発するNetCOBOLなどの開発環境で構成しています。バッチジョブ定義エディタは、ジョブで使用するアプリケーション、ファイル資源の事前排他獲得などを定義する“バッチジョブ定義”の作成に使用します。
アプリケーションは、NetCOBOLなどの開発環境を使用して作成し、バッチジョブ定義から呼び出します。バッチジョブ定義から呼び出すアプリケーションをバッチ実行基盤では、“バッチアプリケーション”と呼びます。
バッチジョブ定義、およびバッチアプリケーションの概要は、以下のとおりです。
バッチ実行基盤の実行制御プログラムです。システムの状況に対応したジョブの実行多重度制御、バッチジョブ定義に従ったアプリケーション間のファイル排他制御などを処理します。
バッチ実行環境は、“バッチ受付サービス”、“バッチ実行サービス”、および“バッチワークユニット”から構成しています。
バッチ実行基盤は、ジョブをスケジュールする機能がありません。このため、ジョブを円滑に運用する場合は、バッチ実行基盤とジョブスケジューラ製品を組み合わせて使用します。ジョブスケジューラ製品のジョブ実行制御機能は、バッチ受付サービスが存在するサーバに配置する必要があります。
システムの運用、および保守の各工程において、ログ機能を提供しています。ログ機能を利用することにより、バッチ実行基盤を使用するうえで、システムの稼働状況、およびジョブの実行履歴を確認するためのログを採取できます。アプリケーションの実行結果を含めたジョブの実行結果も確認できます。
バッチ実行基盤では、以下のログを提供します。
バッチジョブ定義を格納するデータベース(バッチジョブ定義データベース)を配置した環境です。
バッチ実行基盤の運用環境の作成、業務運用などを行うために、以下を提供します。
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