Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド
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第4章 エントリの管理

4.5 検索フィルタ

 Smart Repositoryのクライアントで使用できる検索フィルタ(RFC1558準拠)とその使用例を次に示します。

検索フィルタの文法

 検索フィルタの文法は、以下のRFC文書に記述されています。

特殊文字の指定方法

 検索フィルタの値に、検索する値として以下の特殊文字を指定する場合、その特殊文字を「\」(エンマーク)でエスケープします。

 ldapsearchコマンドでは、1つのエスケープ文字「\」に続けて、16進数として指定する必要があります。

 C APIでは、2つのエスケープ文字「\\」に続けて、16進数として指定する必要があります。

 JNDIでは、16進数にする必要はありません。以下のように指定します。

特殊文字

ldapsearchコマンド

C API

JNDI

*

\2a

\\2a

\\*

(

\28

\\28

\\(

)

\29

\\29

\\)

\

\5c

\\5c

\\\\


 検索フィルタの値に「富士通(株)」を指定する場合、以下のように指定します。

ldapsearchコマンド

"o=富士通\28株\29"

C API

(o=富士通\\28株\\29)

JNDI

(o=富士通\\(株\\))


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