Systemwalker Operation Manager 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 - |
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第13章 スケジュールされた業務の状態と動作 | > 13.1 ジョブ/ジョブネット/グループの状態と動作 |
ここでは、グループの操作とそれにともなうグループの動作について説明します。グループに対して、以下の操作ができます。
実行中または警告状態のグループを強制的に終了させます。グループ内で実行中または警告状態のジョブネットは、すべて強制終了されます。なお、起動条件を満たしていないため実行していないジョブネットは、実行待ち状態のままとなります。
強制終了状態のグループは、新たにスケジューリングが行われた場合、実行待ちの状態に変わります。
ただし、[グループの確認操作を有効とする]に加えて、[強制終了を確認操作の対象とする]が指定されている場合は、強制終了状態のままで新たなスケジュールは作成されません。
グループを即、起動します。“起動”操作で起動されたグループ内のジョブネットの起動条件は、先行ジョブネットの正常終了以外は無視されます。したがって、先行ジョブネットが正常終了した時点で即起動されます。
また、グループの状態に応じて、グループ起動時のジョブネット構成は以下のようになります。
前回実行した時に、グループ内のジョブネットが異常終了したためにグループが異常終了したり、またはグループを強制終了させた場合、グループを再起動します。再起動すると、異常終了または強制終了のジョブネットから実行され、状態は実行中となります。異常終了または強制終了のジョブネットがない場合、起動条件が満たされている実行待ちのジョブネットから実行されます。なお、再起動したグループ内のジョブネットの起動条件は、以下のように、そのグループが前回実行された時の条件によって異なります。
グループを停止状態にします。停止したグループは、実行を一時停止され、起動条件が満たされても実行されません。
停止中のグループを停止解除します。グループの状態は、“停止”操作を行う前の状態に戻ります(ただし、新たにスケジュールされた場合は、実行待ちになります)。停止中に起動条件が満たされた場合、停止解除後に、そのグループは起動されます。
グループを無効状態にします。無効状態になったグループは、起動時刻が到来すると疑似的に正常終了したとみなされ、スキップされます。グループが停止中で、停止中に起動条件が整った場合、無効にすると無効にした時点でグループは疑似的に正常終了したとみなされスキップされます。
無効状態のグループを無効解除します。グループの状態は、“無効”操作を行う前の状態に戻ります(ただし、新たにスケジュールされた場合は、実行待ちになります)。“無効”操作を行う前の状態が停止中の場合は、停止する前の状態に戻ります。また、“無効”操作を行う前の状態が異常終了または強制終了の場合は、正常終了となります。無効状態の時に起動条件が満たされたグループは、“無効解除”操作を行うと正常終了状態になります。
前回に異常終了および強制終了したグループを確認済の状態にします。確認操作は、[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[利用機能1]シートの[スケジュールオプション]で[グループの確認操作を有効とする]を指定している場合に、有効になります。[グループの確認操作を有効とする]が指定されている場合、グループが異常終了の状態のままでは、日変わり時刻到来時または日変わり時刻を越えたサーバ部の起動時に、スケジューリングされません。異常終了したグループに対して“確認”操作を行うと、日変わり時刻到来時または日変わり時刻を越えたサーバ部の起動時に、当日分のスケジュールが行われます。
なお、強制終了したグループに対して確認操作を有効にするためには、[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[利用機能1]シートの[スケジュールオプション]で[グループの確認操作を有効とする]に加えて[強制終了を確認操作の対象とする]も指定してください。
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