Systemwalker Operation Manager 使用手引書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 -
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第13章 スケジュールされた業務の状態と動作> 13.1 ジョブ/ジョブネット/グループの状態と動作

13.1.5 グループの状態

ここでは、グループの状態について説明します。

グループには、以下の特性があります。

グループには、以下の状態があります。状態で説明する表示色は[ガントチャート]ウィンドウで表示されたガントチャートの色です。

■正常終了

青で表示されます

すべてのジョブネットが正常終了した状態です。

■異常終了

赤で表示されます。

グループが終了しており、グループに異常終了のジョブネットが存在する状態です。

■強制終了

黄色で表示されます。

グループに対して、“強制終了”操作を行った場合、グループは強制終了状態になります。ただし、“強制終了”操作を行っても、グループに異常終了のジョブネットが存在する場合は、異常終了の状態になります。

■警告

茶色で表示されます。

グループが実行中で、グループに、警告、異常終了、強制終了のジョブネットが存在する状態です。

異常終了、強制終了のジョブネットを再起動した結果、グループに警告、異常終了、強制終了のジョブネットが存在しなくなっても、グループとしては警告状態のままとなります。グループが終了した時点で、正常終了、疑似正常など、通常の状態表示になります。

■実行中

緑色で表示されます。

グループが、実行されている状態です。

■実行待ち

ピンクで表示されます。

実行待ちは、グループがスケジュールされており、起動予定がある状態です。

待ち合わせているメッセージ事象が発生しない場合、グループは日変わり時刻を越えて、持ち越されます。持ち越した当日に起動予定がある場合は、前日(持ち越し)分が終了した後に、実行されます。

■停止中

オレンジで表示されます。

グループに対して“停止”操作を行った状態です。

グループの停止中に、グループの起動条件が満たされた場合、停止解除とともにグループは実行されます。

■無効状態

灰で表示されます。

グループに対して、利用者が“無効”操作を行った場合の状態です。

グループの無効中に、グループの起動時刻が到来した場合、グループはスキップされ疑似的に正常終了の状態になります。

■確認済

紺で表示されます。

異常終了([強制終了を確認操作の対象とする]を有効にしている場合は、強制終了も含みます)したグループに対して、利用者が“確認”操作を行った場合の状態です。

[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[利用機能1]シートの、[スケジュールオプション]で、[グループの確認操作を有効とする]チェックボックスにチェックしておくと、“確認”操作を行うまで、異常終了のグループは日変わり時刻が到来してもスケジュールされません。

異常終了したグループに対して“確認”操作を行うことで、通常の起動予定のとおりグループはスケジュールされます。

■疑似正常

水色で表示されます。

実行可能なすべてのグループ内ジョブネットが終了し、疑似正常と正常終了のジョブネットが混在するか、疑似正常のジョブネットだけが存在する状態です。


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