Systemwalker Operation Manager メッセージ説明書 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Windows Server(TM) 2003 - |
目次
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第3章 イベントビューアまたはSYSLOG以外に出力されるメッセージ |
本節では、ジョブ実行制御の前回履歴メッセージについて説明します。
“ジョブ実行制御コマンドの出力メッセージ”を参照してください。
resource制御文の定義数が上限値を超えました。
ジョブの投入処理を中止します。
不要なresource制御文の定義を削除した後、ジョブを投入します。
JCL制御文を記述する順序に誤りがあります。
row: エラーとなったJCL制御文の行番号
ジョブの投入処理を中止します。
JCL制御文の記述順序を修正した後、ジョブを投入します。
組み合わせることのできないオペランドが指定されています。
ジョブの投入処理を中止します。
不要なオペランドを削除した後、ジョブを投入します。
JCLのprtオペランドに指定したプリンタの情報が取得できません。
ジョブの投入処理を中止します。
プリンタが使用可能な状態であるか、確認してください。
Interstageに対して、WU名で表示されたワークユニットの起動依頼処理を開始しました。
WU名: 起動処理を開始したワークユニット名
ユーザ名: 当該ワークユニットの所有者名
Interstageにおいて、 WU名で表示されたワークユニットの起動処理が完了しました。
WU名: 起動処理が完了したワークユニット名
WU名で表示されたワークユニットの停止要求を受付けました。
WU名: 停止処理を開始したワークユニット名
Interstageに対して、WU名で表示されたワークユニットの停止依頼処理を開始しました。
WU名: 停止処理を開始したワークユニット名
Interstageにおいて、WU名で表示されたワークユニットの停止処理が完了しました。
WU名: 停止処理が完了したワークユニット名
指定されたワークユニットを起動しようとしましたが、Interstageがシステムに導入されていないため、ワークユニットを起動することができません。
ワークユニットの起動処理を中止します。
ジョブスケジューラの定義において、ワークユニットを起動するシステムに誤りがないか確認し、正しく修正してください。また、必要であれば、システム管理者に連絡し、Interstageの導入状況の確認などを行ってください。
Interstageにおいて、ワークユニットの起動処理中に回復不可能なエラーが発生したため、 WU名で表示されたワークユニットは起動されませんでした。メッセージの次の行にInterstageのエラーメッセージを表示します。
WU名: 起動処理に失敗したワークユニット名
ワークユニットの起動処理を中止します。
システム管理者に連絡してください。
Interstageのエラーメッセージを基に、Interstageにおいて発生したエラーの原因を取り除いてください。
Interstageにおいて、ワークユニットの状態監視処理中に回復不可能なエラーが発生したため、 WU名で表示されたワークユニットの状態監視を継続することができません。メッセージの次の行にInterstageのエラーメッセージを表示します。
WU名: 状態監視処理に失敗したワークユニット名
ワークユニットの状態監視処理を中止し、当オンライン業務は異常終了します。ただし、ワークユニットに対しては特に処置を行いません。
システム管理者に連絡してください。
Interstageのエラーメッセージを基に、Interstageにおいて発生したエラーの原因を取り除いてください。必要であれば、Interstageが提供するコマンドなどを利用し、ワークユニットの状態確認、停止作業などを行ってください。
Interstageにおいて、ワークユニットの停止処理中に回復不可能なエラーが発生したため、WU名で表示されたワークユニットは停止されませんでした。メッセージの次の行にInterstageのエラーメッセージを表示します。
WU名: 停止処理に失敗したワークユニット名
ワークユニットの停止処理を中止し、当オンライン業務は異常終了します。ただし、ワークユニットに対しては特に処置を行いません。
システム管理者に連絡してください。
Interstageのエラーメッセージを基に、Interstageにおいて発生したエラーの原因を取り除いてください。必要であれば、Interstageが提供するコマンドなどを利用し、ワークユニットの状態確認、停止作業などを行ってください。
Interstageにおいて、ワークユニットが異常終了しました。
WU名: 異常終了したワークユニット名
ワークユニットの状態監視を中止し、当該オンライン業務を異常終了状態とします。
SYSLOGにInterstageのメッセージ“EXTP4400”が出力されていますので、そのメッセージおよびメッセージの説明を参照してください。処置不可能な場合は、システム管理者へ連絡してください。
SYSLOGにInterstageのメッセージ“EXTP4400”が出力されていますので、そのメッセージおよびメッセージの説明を参照し、処置を行ってください。
Interstageに起動依頼したワークユニットの監視を停止する処理を開始します。ワークユニットの停止要求は行いません。
WU名: 監視を中止したワークユニット名
Interstageに起動依頼したワークユニットの監視を停止する処理が完了しました。ワークユニットの停止要求は行っていません。
WU名: 監視を中止したワークユニット名
ジョブステップ jobstep-name の起動に失敗しました。
jobstep-name: ジョブステップ名
処理を中止します。
指定したジョブファイル名が正しいかどうか確認してください。
ネットワーク制御の処理が開始した日付と時間を通知します。
mm/dd: ジョブの開始した日付
hh:mm:ss: ジョブの開始した時間
ネットワーク制御の処理が終了した日付と時間を通知します。
mm/dd: ジョブの終了した日付
hh:mm:ss: ジョブの終了した時間
サーバとの回線を接続しました。
hostname: 回線を接続したサーバ名
サーバとの回線を切断しました。
hostname: 回線を切断したサーバ名
ファイルの転送が行われました。
サーバにおいて、ジョブが開始した日付と時間を通知します。
hostname: 回線を接続したサーバ名
mm/dd: サーバにおいて、ジョブが開始した日付
hh:mm:ss: サーバにおいて、ジョブが開始した時間
サーバにおいて、ジョブが終了した日付、時間および終了コードを通知します。
hostname: 回線を切断したサーバ名
mm/dd: サーバにおいて、ジョブが終了した日付
hh:mm:ss: サーバにおいて、ジョブが終了した時間
nnnn: サーバにおける、ジョブの終了コード
ファイルを受信しようとしましたが、サーバ上にファイルが存在しません。
access: 受信しようとしたファイルのアクセス名
hostname: 受信しようとしたファイルの転送元サーバ名
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
ファイルを受信しようとしましたが、サーバ上にファイルが存在しません。
hostname: 受信しようとしたファイルの転送元サーバ名
filename: 受信しようとしたファイル名
ファイルの受信処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
Fileオペランドで指定したファイルがディレクトリであるため、accessnameで示すアクセス名のファイルの受信ができません。
accessname: 受信しようとしたファイルのアクセス名
hostname: 受信しようとしたサーバ名
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
指定した受信元ディレクトリが存在しないため、accessnameで示すアクセス名のファイルの受信ができません。
accessname: 受信しようとしたファイルのアクセス名
hostname: 受信しようとしたサーバ名
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
以下の原因があります。
ファイルを送信しようとしたが、ジョブを投入したサーバ上にファイルが存在しません。
access: 送信しようとしたファイルのアクセス名
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
JCL内のfile制御文に指定するファイル名を正しく修正して、再度ジョブを投入してください。
ファイルを送信しようとしたが、アクセス権がないため送信できません。
access: 送信しようとしたファイルのアクセス名
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
JCL内のfile制御文に指定するファイル名を正しく修正して、再度ジョブを投入してください。
回線異常によるリトライが、指示された回数を超えました。
command: 回線異常の発生によるリトライを行ったネットワークジョブ制御コマンド
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000016”で終了します。
システム管理者へ連絡してください。処置完了後、ジョブを再投入してください。
実行サーバであるサーバの状態、回線の状態を確認し、原因を取り除いてください。
ネットワークジョブの実行を拒否されました。以下の原因が考えられます。
username: 当該ジョブの所有者
hostname: 実行を拒否したサーバのホスト名
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000913”で終了します。
mjsrjob.exeに指定したオプションの指定形式に誤りがあります。
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000012”で終了します。
正しいオプションに修正し、再度ジョブを投入してください。
実行コマンドの記述形式に誤りがあります。
command: 記述形式に誤りのあったコマンド名
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
実行コマンドを修正し、再度ジョブを投入してください。
CONNECTコマンドのどちらにもホスト名の指定がありません。
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
ホスト名に指定し、再度ジョブを投入してください。
CONNECT コマンドで指定したホスト名が、クライアントにおいて認識できないホスト名です。
hostname: 回線の接続をしようとしたホスト名
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
正しいホスト名に修正し、再度ジョブを投入してください。
ファイル転送時に指定したアクセス名にファイル名が割り当てられていません。
accessname: ファイル転送しようとしたアクセス名
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
JCL または、実行コマンドを修正し、再度ジョブを投入してください。
サーバとの回線が接続されていません。
command: DISCONNECT以外の実行コマンド
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
CONNECTコマンドを追加し、再度ジョブを投入してください。
実行サーバにおいてバッチジョブの依頼処理に失敗しました。
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000016”で終了します。
以下の場合に出力されます。
システムの状態を確認するようにシステム管理者に依頼してください。システムの状態が改善されたら、再度ジョブを投入してください。
PDC、BDCを停止または再起動する場合は、ネットワークジョブが動作していない時間帯にしてください。
指定されたキューは使用できません。実行サーバにおいて、投入元のキュー名と同じ名前のキュー名を持つキューが存在せず、かつデフォルトキューの定義がされていません。
queue: 投入元のキュー名
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000016”で終了します。
正しいキュー名を指定して、再度ジョブを実行してください。
JCL に、MJSINが記述されていません。
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000012”で終了します。
MJSINを指定し、再度ジョブを投入してください。
リージョン領域が不足しているため、領域の確保ができません。
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
センタ管理者へ連絡してください。
MJSINで指定されたファイルに、実行コマンドが格納されていません。
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
実行コマンドが格納されたファイルをMJSINに指定し、再度ジョブを投入してください。
実行コマンド名に誤りがあります。
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
実行コマンドを修正し、再度ジョブを投入してください。
accessnameに示すアクセス名で指定されたファイルに対するアクセスで、入出力エラーが発生しました。
code: OSのエラーコード
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
正しいファイルが指定されているか確認し、誤りを修正後、再度ジョブを投入してください。正しいファイルが指定されている場合は、外部記憶装置で異常が発生した可能性があるので、システム管理者へ連絡してください。
本メッセージの直後にあるMJS884Sのメッセージ、またはcodeを調査し、エラーの原因を取り除いてください。エラーの原因が分からない場合は、保守情報収集ツールで“ジョブ実行制御”の情報を採取し、富士通技術員に連絡してください。
実行コマンドの先頭行に指定できるコマンドは‘CONNECT’です。
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
実行コマンドを修正し、再度ジョブを投入してください。
EXECUTEコマンドにキュー名が指定されていなかったため、デフォルトキューを使用しましたが、デフォルトキュー名が実行サーバにおいて定義されていませんでした。
queuename: 投入元のキュー名
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000016”で終了します。
キュー名を確認し、再度ジョブを投入してください。
指定されたキューは、実行サーバにおいてジョブ投入制限数を超えるため受け付けられません。
queuename: 投入元のキュー名
ジョブを終了します。ジョブは終了コード“0x40000016”で終了します。
以下の方法で対処してください。
ファイルを送信しようとしたが、指定されたファイル名はディレクトリです。
access: 送信しようとしたファイルのアクセス名
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
JCL内のfile制御文に指定するファイル名を正しく修正して、再度ジョブを投入してください。
ファイルを受信しようとしたが、指定されたディレクトリが存在しません。
access: 受信しようとしたファイルのアクセス名
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
JCL内のfile制御文に指定するファイル名を正しく修正して、再度ジョブを投入してください。
ファイルを受信しようとしたが、アクセス権がないため受信できません。
access: 受信しようとしたファイルのアクセス名
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
JCL内のfile制御文に指定するファイル名を正しく修正して、再度ジョブを投入してください。
実行サーバで指定されたジョブファイルが見つかりません。以下の原因が考えられます。
jobfile: 実行サーバ上で見つからなかったジョブファイル名
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000016”で終了します。
指定したジョブファイル名について、原因別に以下の対処をしてください。
「利用者の処置」に記載された対処を行ってください。ジョブファイルの指定が正しいにもかかわらず、同一のエラーが発生する場合は、保守情報収集ツールで“ジョブ実行制御”の情報を採取し、富士通技術員に連絡してください。
filenameに示すファイルは、以下の理由により、コード変換されませんでした。
filename: コード変換できなかったファイル名。以下のいずれかが出力されます。
JOBFILE/ STDOUT/ STDERR
ファイルの先頭から、バイナリファイルとして再転送処理を行い、処理を継続します。
実行継続モードの確認ができないため、リモートサーバとの接続ができませんでした。
ジョブの実行を中止します。接続先のサーバがWindowsの場合、ジョブは終了コード‘0x40000999’で終了します。UNIXの場合、ジョブは終了コード“132”で終了します。
システム管理者へ連絡し、システム管理者処置完了後、再度ジョブを投入してください。
本エラーは、ジョブ実行制御のスプール配下に存在する管理ファイルのオープン、または読み込みエラーが原因です。ディスクのI/Oエラーを確認し、エラーの原因を取り除いてください。エラーの原因が分からない場合は、保守情報収集ツールで“ジョブ実行制御”の情報を採取し、富士通技術員に連絡してください。
システムダウン後のネットワークジョブの再実行に失敗しました。
処理を中止します。接続先のサーバがWindowsの場合、ジョブは終了コード‘0x40000999’で終了します。UNIXの場合、ジョブは終了コード“132”で終了します。
再度ジョブを投入してください。
実行先サーバが、下位バージョンのため接続できませんでした。
複数サブシステム運用の場合、サブシステム1〜9は、Systemwalker Operation Manager UNIX版 V5.2以降またはWindows版V10.0L10以降にのみネットワークジョブを投入することができます。下位バージョンとのネットワークジョブの運用を行いたい場合は、サブシステム0番で投入してください。
分散実行キューに依頼ホストを指定したジョブが投入されたため、実行依頼を拒否しました。
jobname: ジョブ名
jobno: ジョブ番号
ジョブの実行を中止します。ジョブは終了コード“0x40000016”で終了します。
分散実行キュー以外のキューを指定し、再度ジョブを投入してください。
ネットワークジョブの実行において、下位バージョンではサポートされていない機能を使用しているため、下位バージョンのサーバへの実行依頼を強制停止しました。
jobname: ジョブ名
jobno: ジョブ番号
ジョブの実行を中止します。ジョブは終了コード“0x40000020”で終了します。
転送ファイルのオープンに失敗しました。
code: OSのエラーコード
ファイル転送処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
転送ファイルおよび実行コマンドを確認し、再度ジョブを投入してください。実行コマンド等に誤りがない場合は、システム管理者に連絡してください。
本メッセージの直後にあるMJS884Sのメッセージ、またはcodeを調査し、エラーの原因を取り除いてください。エラーの原因が分からない場合は、保守情報収集ツールで“ジョブ実行制御”の情報を採取し、富士通技術員に連絡してください。
accessnameに示すアクセス名のファイル転送中に、入出力エラーが発生しました。
accessname: 転送を行っていたファイルのアクセス名
code: OSのエラーコード
ファイル転送処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
誤りがあれば、修正してください。エラーの原因が特定できない場合は、システム管理者に連絡してください。
本メッセージの直後にあるMJS884Sのメッセージ、またはcodeを調査し、エラーの原因を取り除いてください。エラーの原因が分からない場合は、保守情報収集ツールで“ジョブ実行制御”の情報を採取し、富士通技術員に連絡してください。
accessnameに示すアクセス名のファイル受信中に、スペース不足が発生しました。
accessname: 転送を行おうとしたファイルのアクセス名
hostname: スペース不足の発生したホスト名
ファイル転送処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
DISKのスペース不足を解消し、再度ジョブを実行してください。
指定した転送先ディレクトリが存在しないため、accessnameで示すアクセス名ファイルの送信ができません。
accessname: 転送を行おうとしたファイルのアクセス名
hostname: 転送を行おうとしたサーバ名
ファイル転送処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
SENDコマンドのFILEオペランドを修正し、再度ジョブを投入してください。
FILEオペランドで指定したファイルがディレクトリであるため、accessnameで示すアクセス名のファイル送信ができません。
accessname: 転送を行おうとしたファイルのアクセス名
hostname: 転送を行おうとしたサーバ名
ファイル転送処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
SENDコマンドのFILEオペランドを修正し、再度ジョブを投入してください。
ファイル転送中にcodeで示すエラーが発生しました。
code: 送信中に発生したOSのエラーコード
codeがFFFFFF6Bの場合、以下の原因が考えられます。
ファイル転送処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000008”で終了します。
システム管理者に連絡してください。
codeを調査し、エラーの原因を取り除いてください。
codeがFFFFFF6Bの場合、原因別に以下の対処をしてください。
エラーの原因が分からない場合は、保守情報収集ツールで“ジョブ実行制御”の情報を採取し、富士通技術員に連絡してください。
回線エラーが発生しました。
回線エラーが発生した原因として、以下の動作が考えられます。
エラーコードと発生した処理を以下に示します。
2: CONNECT
3: READ
4: WRITE
5: DISCONNECT
エラーの詳細コードと詳細コードの意味を以下に示します。
ジョブ投入ホストの |
意味 |
対処 |
||||||
Windows版 |
Solaris版/DS版 |
HP版 |
AIX版 |
Linux版/ |
||||
2726 |
― |
ジョブの投入サーバにTCP/IPがインストールされていません。 |
ジョブの投入サーバにTCP/IPプロトコルをインストールしてください。 |
|||||
2742 |
― |
ネットワークサブシステムに障害を検出しました。 |
― |
|||||
2745 |
0082 |
00e7 |
0048 |
0067 |
タイムアウトまたはその他の障害により、仮想回路が放棄されました。 |
以下に該当していないかを確認し、適切な処置をしてください。
|
||
2746 |
0083 |
00e8 |
0049 |
0068 |
仮想回路がリモート側でリセットされました。 |
|||
2747 |
― |
システムのバッファ領域が不足しているか、またはキューがいっぱいのため、ソケット操作を実行できませんでした。 |
投入サーバにおけるTCP/IP通信の状態を確認してください。 |
|||||
2751 |
0094 |
00f2 |
0051 |
0071 |
ホストに到達するためのルートがありません。 |
ネットワーク通信(TCP/IP通信)において、投入サーバから実行サーバへの到達ルートが存在するか確認してください。 |
||
274C |
0091 |
00ee |
004e |
006e |
試みられた接続は、接続が確立されずにタイムアウトしました。実行サーバ自体が停止している、または実行サーバのジョブ実行制御サービス/デーモンが停止しています。 |
投入サーバおよび実行サーバ間のネットワーク通信(TCP/IP通信)の状態を確認してください。 実行サーバのジョブ実行制御サービス/デーモンを起動してください。 |
||
274D |
0092 |
00ef |
004f |
006f |
接続要求が強制的に拒否されました。または、投入サーバと実行サーバのポート番号が一致していません。 |
投入サーバおよび実行サーバ間のネットワーク通信(TCP/IP通信)の状態を確認してください。 servicesファイルに定義するジョブ実行制御のポート番号(注)を投入サーバと実行サーバで一致させてください。サービス名は、“mjsnet”または“mjsnetN”です。“N”はサブシステム番号(1〜9)を表します。実行サーバのポート番号の変更を反映するためには、実行サーバのジョブ実行制御サービス/デーモンを再起動する必要があります。 |
||
277A |
― |
投入サーバでデスクトップヒープが枯渇しています。 |
同時に実行されるジョブの多重度を減らしてください。 |
|||||
2AF9 |
0001 |
hostnameに表示されたホストが見つかりません。 |
指定したサーバ名に間違いがないかを確認してください。 |
|||||
2AGA |
0002 |
ホスト名解決で一時的なエラーが発生しました。自ホストからDNSサーバへホスト名解決を依頼しましたが、応答を受信できません。 |
DNSサーバ自体が高負荷などの理由で処理不能となっていないかを確認してください。 |
|||||
― |
0004, 0020, 00B7 |
投入サーバと実行サーバの間で回線が切断されました。回線または実行サーバ上のシステムの負荷が高くなっています。 |
センタ管理者に連絡し、システムの状態の調査を依頼してください。 注)ポート番号の定義方法は、“Systemwalker |
|||||
0000 |
実行サーバから応答がなくタイムアウトしました。 |
投入サーバおよび実行サーバ間のネットワーク通信(TCP/IP通信)の状態を確認してください。 |
注)ポート番号の定義方法は、“Systemwalker Operation Manager 導入手引 書”を参照してください。
ジョブの実行を中止します。ジョブは終了コード“0x40000132”で終了します。
code2よりエラーの原因を調査し、エラーの原因を取り除いてください。
なお、code2には、以下の値を16進数に変換したものが出力されます。
[Windows版]: WSAGetLastError()で取得した値
[UNIX版]: errno
そのため、【パラメタの意味】のcode2の一覧表に記載されていない値が出力された場合でも、上記の値が調査の手がかりになります。
サーバとして指定したホストではネットワーク機能が動作するために必要なサービス/デーモンが起動されていません。
hostname :サーバ名
ジョブは、終了コード“0x40000016”で異常終了します。
サーバの“Systemwalker MpMjesN”を起動し、再度ジョブを投入してください。
N:サブシステム番号を表します。(複数サブシステム運用時)
サーバで動作しているネットワーク機能に回復不可能なエラーが発生しました。
jobname: ジョブ名
jobno: ジョブ番号
hostname: サーバ名
code: エラーの内容を示すコード
接続先のサーバがWindowsの場合、ジョブは終了コード“0x40000999”で異常終了します。UNIXの場合、ジョブは終了コード“132”で異常終了します。
システム管理者へ連絡し、システム管理者処置完了後、再度ジョブを投入してください。
本メッセージの直後にあるMJS884Sのメッセージ、またはcodeを調査し、エラーの原因を取り除いてください。エラーの原因が分からない場合は、保守情報収集ツールで“ジョブ実行制御”の情報を採取し、富士通技術員に連絡してください。
OSで発生したエラーに対するエラーメッセージです。
msgtext: OSのエラーメッセージテキスト
本メッセージからOSで発生したエラーを検出し、エラーを取り除いてください。エラーの原因が分からない場合は、保守情報収集ツールで“ジョブ実行制御”の情報を採取し、富士通技術員に連絡してください。
実行サーバのダウンにより、ジョブの実行が中断されました。
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000132”で終了します。
実行サーバを再起動して、再度ジョブを投入してください。
同じリソース名を記述したresource制御文が既に定義されています。
ジョブの投入処理を中止します。
重複するリソース名を記述したresource制御文の中から不要な制御文を削除した後、ジョブを投入します。
省略することができないJCL制御文が記述されていません。
ジョブの投入処理を中止します。
不足しているJCL制御文を記述した後に、ジョブを投入します。
JCLにprtパラメタの記述を必要とするパラメタを指定しているが、prtパラメタが指定されていません。
ジョブの投入処理を中止します。
必要とする箇所にprtオペランドに記述した後、ジョブを投入します。
“ジョブ実行制御コマンドの出力メッセージ”を参照してください。
“ジョブ実行制御コマンドの出力メッセージ”を参照してください。
“ジョブ実行制御コマンドの出力メッセージ”を参照してください。
同じジョブステップ名を複数のジョブステップで定義しています。
ジョブの投入処理を中止します。
重複しているジョブステップ名を別の名前に変更した後、ジョブを投入します。
JCLのprtオペランドに指定したプリンタの数が多すぎます。
一括操作を中断します。
prtオペランドに指定した不要なプリンタを削除した後、ジョブを投入します。
JCL制御文のprtオペランドに指定したプリンタが見つかりません。
ジョブの投入処理を中止します。
プリントマネージャに登録されているプリンタ名をprtオペランドに指定した後、ジョブを投入します。
stepstart制御文のskipオペランドに指定したスキップ先のジョブステップ名が見つかりません。
X: 行番号
ジョブの投入処理を中止します。
stepstart制御文のskipパラメタに指定したジョブステップ名を、正しいジョブステップ名に変更した後、ジョブを投入します。
ジョブが例外で終了しました。実行したアプリケーションやシステム環境に問題がある可能性があります。
job-name: ジョブ投入時に指定するジョブ名
jobno: ジョブ実行制御が割り当てるジョブ受付けの番号
hostname: ジョブを投入したホスト名
code: ジョブの終了コード(例外コード)
処理を中止します。ジョブは終了コードcodeに示された値で終了します。
例外の原因を調査してください。
ジョブが例外で終了しました。実行したアプリケーションやシステム環境に問題がある可能性があります。
job-name: ジョブ投入時に指定するジョブ名
jobno: ジョブ実行制御が割り当てるジョブ受付けの番号
hostname: ジョブを投入したホスト名
app-name: 例外が発生したアプリケーション名
code: ジョブの終了コード(例外コード)
処理を中止します。ジョブは終了コードcodeに示された値で終了します。
例外の原因を調査してください。
ジョブステップが例外で終了しました。実行したアプリケーションやシステム環境に問題がある可能性があります。
jobstep:JCLで指定するジョブステップ名
app-name:例外が発生したアプリケーション名
code:ジョブの終了コード(例外コード)
処理を中止します。ジョブは終了コードcodeに示された値で終了します。
例外の原因を調査してください。
ジョブステップが例外で終了しました。実行したアプリケーションやシステム環境に問題がある可能性があります。
jobstep: JCLで指定するジョブステップ名
code: ジョブの終了コード(例外コード)
処理を中止します。ジョブは終了コードcodeに示された値で終了します。
例外の原因を調査してください。
ジョブ jobname(jobno.hostname) の起動に失敗しました。
jobname: ジョブ名
jobno: ジョブ番号
hostname: ホスト名
reason: エラーメッセージ
該当のジョブは中断されます。他のジョブへの影響はありません。
起動に失敗したジョブの終了コードを、ジョブ履歴またはmjsviewコマンドで確認してください。“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”で終了コードの意味を参照し、失敗した原因を取り除いてください。
起動に失敗したジョブの終了コードを、ジョブ履歴またはmjsviewコマンドで確認してください。“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”で終了コードの意味を参照し、失敗した原因を取り除いてください。
問題が解消しない場合は、保守情報収集ツールで“ジョブ実行制御”の情報を採取し、富士通技術員に連絡してください。
ジョブは強制終了操作、または、ジョブ実行制御サービスの停止によって強制終了しました。
job-name: ジョブ投入時に指定するジョブ名
jobno: ジョブ実行制御が割り当てるジョブ受付けの番号
hostname: ジョブを投入したホスト名
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000222”で終了します。
必要に応じて再度ジョブを投入してください。
ジョブは実行経過時間の制限値を超えたため強制終了しました。
job-name: ジョブ投入時に指定するジョブ名
jobno: ジョブ実行制御が割り当てるジョブ受付けの番号
hostname: ジョブを投入したホスト名
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000322”で終了します。
必要に応じて再度ジョブを投入してください。
ジョブステップ jobstep-name の起動に失敗しました。
jobstep-name: ジョブステップ名
reason: エラーメッセージ
該当のジョブは中断されます。他のジョブへの影響はありません。
起動に失敗したジョブステップの終了コードを、ジョブ履歴またはmjsviewコマンドで確認してください。“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”で終了コードの意味を参照し、失敗した原因を取り除いてください。
起動に失敗したジョブステップの終了コードを、ジョブ履歴またはmjsviewコマンドで確認してください。“Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル”で終了コードの意味を参照し、失敗した原因を取り除いてください。
問題が解消しない場合は、保守情報収集ツールで“ジョブ実行制御”の情報を採取し、富士通技術員に連絡してください。
ジョブステップは強制終了操作、または、ジョブ実行制御サービスの停止によって強制終了しました。
jobstep:JCLで指定するジョブステップ名
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000222”で終了します。
必要に応じて再度ジョブを投入してください。
ジョブステップは実行経過時間の制限値を超えたため強制終了しました。
jobstep:JCLで指定するジョブステップ名
処理を中止します。ジョブは終了コード“0x40000322”で終了します。
必要に応じて再度ジョブを投入してください。
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