Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 Connect管理者ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows(R) XP/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第2章 ネットワーク構成> 2.4 SOCKSプロキシ

2.4.3 Live Help Connect経由で接続できる条件 (SOCKS プロキシサーバ経由)

■中継サーバへのアクセ

Live Help Connectを導入する中継サーバが、経由される全ての SOCKS プロキシサーバ、Expert および Client から、同一のIPアドレス(インターネット経由ならばグローバルIPアドレス)でアクセス可能であること。

Expert と Client の一部だけが SOCKS プロキシ経由となる可能性もあります。その場合 SOCKS プロキシ経由のものは、SOCKS プロキシからアクセスする IP アドレスと、他の Expert および Client からアクセスする IP アドレスが同じである必要があります。特に DMZ 内にプロキシサーバが導入されている場合は、注意が必要です。

SOCKS プロキシサーバ および Expert と Client から、それぞれ異なるIPアドレスで見えるようなサーバには Live Help Connectは導入できません。

[図2-20:Expert、ClientおよびSOCKSサーバから同じグローバルIPアドレスを指定して接続]

■Firewallの環

Expert および Client コンピュータから、Live Help Connectの方向へ TCP ポート1513/1514/1657 の通信が通ること。また SOCKS プロキシ経由の場合は、Expert および Client コンピュータから、SOCKS プロキシサーバの方向へ SOCKS プロキシの TCP ポート1080 図 2_21 の通信が通り、かつ SOCKS プロキシサーバから、Live Help Connectの方向へ TCP ポート1513/1514/1657 の通信が通ること。

[図2-21:SOCKSサーバまでTCP 1080、SOCKSサーバからTCP 1513/1514/1657で接続]

■DMZの導

インターネット経由で接続する場合、Live Help Connectを導入する中継サーバは、DMZ環境に設置すること。


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