Systemwalker Centric Manager 部門管理サーバ クラスタ適用ガイド UNIX編 - UNIX共通 -
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第3章 導入> 3.3 環境構築前の準備

3.3.2 マウントの設定

共有資源用パーティションのデバイス名を設定します。デバイス名、およびマウントポイントの設定は、プライマリおよびセカンダリで行います。

共有ディスクのデバイス名、およびマウントポイントの詳細な設定方法については、各クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。

以下に各クラスタソフトウェアでの設定例を示します。

■PRIMECLUSTERを使用する場合

  1. /etc/vfstab(Linux版の場合は、/etc/fstab)を編集し、Systemwalker Centric Manager起動時に、共有ディスク上の必要なパーティションがマウントされるように設定します。

    /etc/vfstab(Linux版の場合は、/etc/fstab) に記述してある、共有資源用パーティションのエントリを複写し、行の先頭に#RMS#を追加します。

  2. フィールドの設定値を以下のように設定します。

    【Solaris版】

    【Linux版】

    【Solaris版の設定例】

    以下の設定値で設定例を示します。

    デバイス名/マウントポイント

    設定値

    共有資源用のデバイス名

    /dev/FJSVmphd/dsk/mphd2048s0

    共有資源用(クラスタセットアップ時に指定)のマウントポイント

    /share

    /etc/vfstabファイルに以下の行を追加します。

    /dev/FJSVmphd/dsk/mphd2048s0 /dev/FJSVmphd/rdsk/mphd2048s0 /share ufs 2 no -
    #RMS#/dev/FJSVmphd/dsk/mphd2048s0 /dev/FJSVmphd/rdsk/mphd2048s0 /share ufs 2 no -

    【Linux版の設定例】

    以下の設定値で設定例を示します。

    デバイス名/マウントポイント

    設定値

    共有資源用のデバイス名

    /dev/sdb1

    共有資源用(クラスタセットアップ時に指定)のマウントポイント

    /share

    /etc/fstabファイルに以下の行を追加します。

    /dev/sdb1 /share ext3 noauto 0 0
    #RMS#/dev/sdb1 /share ext3 noauto 0 0

     

■Sun Clusterを使用する場合

以下の設定値で設定例を示します。

デバイス名/マウントポイント

設定値

共有資源用のデバイス名

/dev/FJSVmphd/dsk/mphd2048s0

共有資源用(クラスタセットアップ時に指定)のマウントポイント

/share

/etc/vfstabファイルに以下の行を追加します。

/dev/FJSVmphd/dsk/mphd2048s0 /dev/FJSVmphd/rdsk/mphd2048s0 /share ufs 2 no -

 


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